A.IがBGMや効果音を作成しうる時代に人間のクリエイターは死ぬ(若者は例外)

進化スピードは確実に加速

ここ数年で一気にA.Iだのディープラーニングだの、ロボットのバク宙だのとニュースで見かけるようになりいよいよ技術進化のスピードが半端じゃないのを感じています。もちろんワクワクする反面、なんとも言えない怖さというか漠然とした革命が目の前に来ているんだという予感がしている人も多いのではないでしょうか?

正直、時代の流れは常にドSの極みなのでごちゃごちゃ考えても何も変わらないし、流れに身を任せるしかないのかなと、個人的には早くも白旗を握りしめて都市伝説レベルのシンギュラリティーを心待ちにしているわけです。

音楽分野やデザイン分野でもこの傾向は顕著であって、作品のクオリティーやスピード感というものが求められるBGMや効果音という分野からその大きな波はやってくるんだろうなと思っています。また作品全体の総監督やディレクションの立場から見れば製作者がA.Iであれば人間関係関係なく、YES/NOを判断できるためにむしろ重宝される可能性が高いです。業界の大御所が持ってきた作品に修正を出すのはなかなか誰しもができる事ではなく、もしかしたら妥協という名の角が立たない方法で納品されたBGMや効果音もたくさんあるのではないでしょうか。

若者は惜しげもなく感情をぶち込むべき

個人的な考えばかりで恐縮ですが、感情爆発系の表現(元気さを打ち出す方向性も迷いをさらけ出す方向性も、疑問や矛盾と戦う姿を打ち出す形などなど)これらのエモーショナルな表現は若者の特権なのかなと思っているフシがあるので、若者は恥ずかしがることなく己の怒りや悲しみ、不条理に感じている事へのアゲインストを発信するべきと考えています。たとえデジタル的に何もかも同じ要素で構成された作品だとしても、そこにアイデンティティが生まれ、共感してくれる人もきっと見つかります。その数が多ければ大きな評価に繋がりますし、たとえ1人でも同じ考えの人間が居るということは若い世代にとっては強い武器になると思います。そしてその評価が経験を重ねることで進化していく可能性を秘めています。
逆にどんなに技術進化が進もうと魂のこもった作品というものの価値は消えませんし、人間臭さが武器のアーティストさんやその人の人生そのものが作品であるというようなタイプの作家さんや作品は生き続けるはずです。

じゃあ若者以外はどうしたらいいのよ?

自分も当然、こっち側に含まれるんですけど、この状況で若者の武器は錆びついてしまった世代はどうしたらいいのか。
おっさんのエモーショナルな叫びでは人の心を動かせないと言ってるわけじゃありません。ただやはりそこに輝きを放つのは若さであり未熟さ。本来、渋さや経験、いぶし銀的なものが似合うべき年齢の世代が日々進化する技術力に対抗してエモいことを表現している場合ではないんです。ただ、A.I音楽にも敗北し、若者に道を譲ってばかりでは悲しすぎると思います。
やはりそれなりにもがきたい。

既存の価値観を捨てる

これがとても重要なんですけど、一つの変化に対して自分の価値観と照らし合わせて答えを出すとかやってる暇はないのです。若い世代は何もかも新鮮な世界なので、既成概念にとらわれない吸収力がありますが、俺達はそうはいきません。つい何事も無意識的に過去の自分の通ってきた道を省みて、判断を下してしまいます。これが本当によろしくない。
リスクを知ってしまえば誰だってリスクをとることをしなくなりますし、成功体験を手にしてしまえば、再びその道筋で物事を進めようとするのは当然の事だからです。ただ改めて書きますが、今は変化のスピードが尋常じゃないって事なんです。気がついたら、新たな技術が生み出されどんどん次のステージに進んでしまう。また自分の感性も体力も衰えてきます。常識に縛られて身動きができなくなるのは自分自身なんですよね。
題名にも書いた通り身動きのとれないクリエイターに待っているのは死しかないんです。(商売的には)

この命題こそA.Iに問いたい

君たちの誕生と躍進で残された我々はどう生きていけばいいのか。きっと技術者の方はもう問いかけているに違いありません。その答えをぜひとも知りたいと思います。
またA.Iがごく普通に生活にいる時代が当たり前になった時に、果たして人間の価値観は今のままなのか。俺たちの生きている間はなんだかんだ大丈夫でしょうという気持ちと、いやどう考えてもこの進化は止まらないという考えが俺の中でせめぎ合っています。
最初にかいたように流れに身を任せるしか術はないんですけど、やはりちょっとした怖さを感じてしまうわけです。



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2020年で16年目の会社経営者、音楽活動(DJ)で二足の草鞋。二児の父、現在はPioneerDJ横浜LabDJインストラクターもさせて頂いております。tiktokは一発芸、YouTubeは趣味全開、インスタはmusic 、Twitterは世論、ここのnoteに本音を書いてます。
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