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犬を自分に置き換える=擬人化ではない話

先日、犬を自分に置き換えて考えてみましょうという
記事を投稿しました。

この記事でも
しっかりとお伝えしたつもりではあるのですが
わたしの文章力のなさゆえに
誤解があったらいけないと思い
今回あらたに記事を書かせていただきました。

ということで
今回は自分に置き換えることと
擬人化について解説していきます。

1.擬人化は大きな勘違いにつながる?

上記の記事でも説明していますが
人と犬は違います!

犬はあくまで犬なので
人と似たような行動でも
違う解釈をしている場合はよくあります。

先日に書いた記事の
『首をかしげる行動』も
人とは少し違う意味でしたね?

あとよく勘違いしやすい場面として
家に帰ったらわんちゃんにイタズラされていたときに
反省しているような仕草をするときがあります。

コレ、わんちゃんは反省してないですからね!

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わんちゃんに

『この行動はやっちゃだめ!!』

と教えるためには
その行動をやっている最中
もしくはやった直後に注意しないと
犬は理解できません。

つまり帰宅したときに
悲惨な現場を目撃した場合は
怒っても理解できないので
諦めて淡々と片付けるしかありません。

『どう見ても反省してる!』

と思われるかもしれませんが
これはわんちゃんの立場からすると

『理由はわからないけど飼主さんの機嫌が悪いなぁ』

って感じに思っています。

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そして飼主さんの機嫌が悪いと
わんちゃんも居心地が悪いので
なんとかしようとします。

そこで過去に飼主さんの機嫌が悪いときに
こういう行動をとったら飼主さんが笑ったとか
なごんだという行動を試すようになります。

それがたまたま
反省しているようなポーズ
だったというだけなんです。

ちなみにウチのマチューは
私たちが怒るような場面では
満面の笑みをみせますw

そんな笑顔をみたらコチラも笑ってしまうので
平和主義のマチューの最高の解決策ですねw

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ただし人によっては
この意味を知らずに

『人が注意してるのに何ヘラヘラしてるんや!!』

って感じで余計に怒ってしまうかもしれません。
これが犬を擬人化しているというやつですね。

これが続くと
わんちゃんのストレスはかなりのものになります。

ストレスの限界に達すると
噛むなどの問題行動につながることもあります。

このように犬の擬人化は
問題行動につながったり
場合によっては健康被害につながることもあります。

犬とヒトは違う生き物なんだということは
必ず覚えておいてください。

2.それでも人に置き換えて考えるのは有効です

しかし犬とヒトは違うものだと理解したうえで
犬をヒトに置き換えて解釈しようとすることは
とても有効な方法です。

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先ほどの例をみてみましょう。

ヒトでも理由はわからないけど
好きな人がイライラしてたら気になるし
イライラした人と一緒にいると
イヤな気持ちになりますよね?

なんとかしてイライラを落ち着かせてあげたい
と思いませんか?

ここまでが
ヒトに置き換えて考えると
犬の気持ちを理解しやすい場面になります。

ここから先の行動が
しっかりと犬の行動を理解して
擬人化しないようにする場面になります。

つまり完全にヒトと一致するわけではないですが
犬がどう感じているか
犬がどう思っているかという点においては
人との違いが大きくあるわけではありません。

このあたりを自分自身やヒトの立場に置き換えて
考えていくと
わんちゃんの気持ちを理解するのに
とても役立ちますよ。

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3.まとめ

今回は改めて
犬をヒトに置き換えることと
擬人化の違いについて解説しました。

この違いを見分けるのは難しいかもしれませんが
わんちゃんのことを今以上に知るためにも
ぜひ一緒に勉強していきましょう!

わんちゃんの可愛い行動に隠された
本当の意味に気づけるかもしれませんよ。

という事で
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!