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【無添加・脱プラ】手作りとうふを作ろう!

「とうふ」大好きなのですが、市販品は使い捨てプラ容器に入っています。だから、買うのをためらっちゃうんですよね……

そこで一念発起、手作りすることにしたのです。

それが、今から5か月前。あの頃は冬でした。鍋にとうふを入れたくて、頑張って作ったのですよ。どうにかできたのが、写真のとうふです。きれいに出来上がりました。

そして、今は春。とうふが固まらなくなったのです!


とうふって、ホント、科学ですね。やっとコツをつかみました。それをここでご紹介します。

みなさんも、ご自宅でとうふを作ってみてください。おいしくて、無添加。脱プラで環境にもやさしいですよ!



とうふの作り方

とうふは、本当にシンプルです。

使う材料は、これだけ

  • 大豆

  • にがり

だけで、できています。だからこそ、素材の味が出てくるし、手順が大事なのです。


使う器具も、これだけ

器具も、本当にシンプルです。

  • ボウル

  • ザル

  • さらし(日本手ぬぐいでも可)

  • お玉

最低限、これだけあれば作れます。ただ、「これがあれば便利」というのが、

  • 温度計

  • とうふの型

温度計は、豆乳の温度を測るために必要。最初のうちは「なければ固まらない」ぐらい、大切です。

とうふの型は、なければ「ザルとうふ」にすればよいので、お好みです。


ここがポイント

とうふを作るときのポイントが、2つあります。

温度

温度が高すぎると、がっちがちのとうふになります。低すぎると、固まりません。

そして、「その時の最適温度」というのがあるのです。

  • 粉砕した豆の「最適温度」

  • 豆乳の「最適温度」

  • にがりを入れた後の「最適温度」

これが、それぞれ違います。これの管理で、とうふの出来が変わります。


水の量

石うすで大豆をつぶすのであれば、問題ないのですが。ご家庭に石うす、ありませんよね。

だから、ミキサーで大豆を細かく砕くのが一般的だと思います。

その際、水をたくさん入れないと、空回りするんですよ。そして水を足しすぎ、タンパク質濃度が低くなり、とうふが固まらなくなるのです。

色々試しましたが、市販の「濃い豆乳」より、もうちょい濃いのが最適。けれども、豆を普通に細かくしても、そんなに濃厚な豆乳にはなりません。つまり、レシピ本通りに作っていては、固まらないのです。

そこで、いろいろ工夫しました。


手順は

すみません!こちらを見てください!

大切な所は、マーカー引いています。必要なモノも、ココを見れば全部わかります。


おからも作っちゃえ

この材料で、とうふが2丁出来ます。すると、結構な量のおからができるんですよね。

けれども、これが本当に美味しいのです。市販のおから、完全に絞ってありますから、栄養もかなり抜けていますよね。自分で作ると、ゆるくしか絞れませんから、おからに豆のうま味が十分残っていますよ。

この時大活躍するのが、安部ごはんの「濃縮つゆ」

これだけで、味が決まります。

安部ごはん、すごい

「安部ごはん」という本、本当に便利です。「濃縮つゆ」を応用して、「ポン酢」も手作りできますよ。

それも、「無添加 高級ポン酢」が手作りできるんです。お店で買うのが、バカらしくなります。


大企業への依存度を下げる生き方をしませんか?

こうやって、できる所から少しずつ、生活を自分の手中に戻していきませんか?「店から買う」ということは、「店・企業に依存している」ということ。値上げされても、ぶつぶつ言いながら買うしかありません。

それを、少しずつ「農家から直接買う」「自分で手作りする」に移すのです。すると、値上げがそんなに響かなくなります。

ガソリンが高騰すれば、すべてが値上がりしますけどね。けれども、影響が低くなります。

おまけに、農家の方と直接お話できちゃうのですよ。「この前の二股大根、かわいかったです」「台風、大丈夫でしたか?」から、「脱プラでお願いします」「使い回しの段ボールでいいですよ」まで。

そうやって、頑張って稼いだお金を地域で回すのが「地域振興」だと思うんです。

輸入品を買ったって、大企業や海外資本にお金が流れるだけですよ。地域も私も潤いません。住んでいる地域を楽しく、そして、自分の暮らしも楽しく。手作りはその一環です。

ぜひ、できる所から試してみてください!


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