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「俺には夢がある」

なんてセリフ、むちゃくちゃカッコいいですよね。

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僕はこのセリフが言いたいがために夢を語っているのかもしれません。


つまり、カッコよくいたいから。


大学生のころから「夢」を語っていました。



夢って、下品な言い方をすれば、「野心」でしょ。

ん? ちょっと待って。「野心」だとだいぶニュアンスが違うか…

(と今さら気づく…)



昔から主人公は夢や野心があります。

世界征服、覇王、チャンピオンになる、ラスボスを倒す!海賊王になる…

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ただ、逆に言えば「夢がない」のって、凡人ぽくてダサい…みたいな空気がないこともない…

「私、夢がないんです」

「やりたいことが見つからないんです」

と罪悪感のように捉えてらっしゃる人も少なくないです。


いやいやいや…

でも実際、夢なんてない人の方が多いですから。


ま、大層なことを言っていても所詮、夢なんて単なる「欠乏欲求」なんです。

地位、名誉、名声、物欲の類いは、いくら得ても渇望し続けます。


ただ、その生涯夢を追い続けていることそのものが幸せということもできるんでしょうね。


ですから、「夢」というとなんだか壮大なことをイメージしてしまいますが、実は単なる日々の欲求の延長線上です。

それを直列で考えるか、逆算で考えるか。


プロ野球選手になりたい!宇宙飛行士になりたい!億万長者になりたい!世界を変える男になりたい!芸能人を恋人にしたい!

でっかい欲望ですよね。


けど欲求のない人っています?

うまい味噌汁が飲みたい、超でっかい音のオナラをしてみたい、飽きるまで生クリームを舐めていたい、ひとりカラオケを朝までしてみたい、1泊3万円ぐらいする温泉旅行に行きたい、1万円以上するTシャツを着てみたい…


小さい夢ですが、夢は夢です。


僕はいつも言ってます。

バナナケーキを食べるのが夢…

グラタンを食べるのが夢…

うな重やひつまぶしを食べるのが夢なんですが、それが何か?



夢のデカさで人の価値が変わるわけではありません。


ただ、さっき「野心」という言葉を使いましたが、夢は「目標」という言い方に置き換えてみれば、プロセスが大事になってきます。



カーネルサンダースという人を知ってますか?

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まあまあだいぶ有名な爺さんですよね。


彼は挫折と失敗を繰り返し、40もの転職をした後、ガソリンスタンドの経営者、レストランの経営、いずれも一度は成功したが倒産、その時が僕と変わらない年齢の時でした。

で、借金が膨らんだ挙句、そこからなんと65歳で鶏肉を売る事業に着手します。

それから全米を車中泊しながら、アポなし飛び込みのドブ板営業。

門前払いを何度も何度も受けながら、それでもあきらめずにがんばって、ついに74歳の時にやっと目が出ます。90歳で亡くなるときには、ケンタッキー・フライドチキンの顔として、世界中に知られるようになりました。


この65歳からの逆転人生、百折不撓の闘志。

彼の人生を知ると、ケンタッキーの前を通るたびにサンダース人形に一礼したくなりますね。

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これ、すごく僕にとっては勇気をもらえる話なんです。


僕もつい最近、50歳で自らの意思で脱サラして、月収1万円未満状態になりました。

夢に向かって…と言えば聞こえがいいですが、実際はニート、プー太郎です。

誰も支持してくれません。


今は格安オンライン講座の営業をドブ板でやってます。

なかなか僕みたいなおっさんが「講座を受けてください」と急に営業されても、自分に何のメリットも分からない話に乗っかってくれる方は希少です。

ああ、俺、今カーネルサンダース状態や…と思いながら(笑)


そんな中でも数は少ないですが、僕を応援してくださり、講演を依頼してくださったり、企業契約先を紹介してくださったり、僕の講座やセッションを何度もリピートで受講してくださったりしてくれる方がいらっしゃるんです。

自分の方が、僕なんかよりずっと大変な状況であるにもかかわらず…

口だけじゃなくて、本気で応援してくださる方には、もう万感の感謝の思いでいっぱいで、それこそ「夢」が叶った暁には、100倍にしてご恩をお返ししたいと思っています。



カーネル・サンダースもドブ板時代に助けてくれた恩人に1000倍の恩返しをし、そしてなお世界中の人たちにあの人形の微笑みをまき散らして幸せを今なお届けています。

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夢を持たないことも罪ではありませんが、夢を支えにすることも罪じゃないよなぁ…なんて思う今日この頃です。




今日もドブ板ですが、僕の講座受けてみませんか~??

いや受けてください!こうすれば子育って楽しめるんだ~!って方法がわかっちゃいます!


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