
ロジクールの名作キーボードMX KEYS mini をセールで買ったんだ
先日Amazonのブラックフライデーで、ずっと気になっていたロジクールのキーボード「MX KEYS mini」を買った。
このキーボード、コンパクトなデザインと機能性が抜群だ。

miniといえどデカい
特に便利なのは、3台までのデバイスを登録して、ボタンひとつで切り替えができること。
ボタンをポチッと押すだけで三台までデバイスをシームレスに切り替えられる。もうキーボードをガチャガチャいじる必要がない。まるで未来がここにやってきたかのようだ。
とりあえず、メインのMacと iPad、3台目は正直いらなかったのだが、iPhoneに登録してみた。

キーボードの切り替えが楽なので、iPad miniでもキーボードを使おうと思っているのだが、そうなってくるとマウスが必要かになってくる。
そこでふと、前のプライムデーのセールの時Mac用にロジクールのトラックボールマウスを買ったおかげで長い間忘れ去られていたAppleのMagic Mouseのことを思い出した。
いわば、道具箱の片隅でくすぶっていたベテラン選手の復活だ。
このMagic MouseをiPad専用にしてみたら、これが驚くほど使い勝手が良い。「さすがApple純正!」なんて今さら感心している自分に、ちょっと笑ってしまう。

色々と自分のデスクで試していたのだが、せっかくの休みに家の中で作業をしていても、テンションがイマイチ上がらない。
キーボードが新しくなっただけでは、気分転換には不十分だった。そこで近所のカフェに繰り出してみることにした。
Macではなく、あえてiPadにMX KEYS miniとMagic Mouseを接続してセットアップを展開する。
これがまた、妙にテンションが上がる。別にMacでやればいい作業なのに、なぜかこの「iPad + キーボード + マウス」というセットアップには独特の高揚感がある。

カフェのテーブルに機材を並べてみると、周囲の目が気になる。
「あの人、カフェで重厚なセットで作業してる?」なんて思われているのではないかと妄想する。
実際には、ただamazonのチェックだったりするのだが、この“ガジェット感”が自分に小さな自己肯定感を与えてくれる。
これはただの自己満足でしかない。
でも、自己満足って案外大事だ。
たとえば、家の中で何かをしようとするとき、「これをやらなければならない」という義務感に支配されがちだ。
でも、カフェという非日常空間に自分を持ち込むだけで、その義務感がなぜか薄まり、「なんか楽しいかも」という感覚が芽生える。
そして、この「iPad + MX KEYS mini + Magic Mouse」のセットが、僕にとってのちょっとした息抜きになっているのかもしれない。
新しいガジェットを手に入れるたびに、僕たちはその小さな興奮で日常を再構築しようとするのだ。それが成功するかどうかは別として、そのプロセスそのものが楽しいのだ。
カフェで飲むコーヒーの香り、iPadをキーボードで操作する感覚、そしてMagic Mouseが滑る感触――これらがすべて組み合わさって、なんだか仕事している感を演出してくれる。
「いや、それ家でもできるよね?」というツッコミは無視する。
このセットアップがテンションを上げてくれるなら、それでいいではないか。

きっと打ちやすくする工夫だろう
今日の収穫はこうだ。
「ガジェットの魅力は機能そのもの以上に、それが自分の気分をどれだけ変えてくれるかにある」。
そして僕は、そんな気分を変える小道具を求めて、次のセールでもまた密林を徘徊するのだろう。