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医者という、現代戦争の兵士

今回、新型コロナウイルスとの戦いで、人類のその被害は、第三次世界大戦が勃発したほどのインパクトだと言われている。しかもたった3ヶ月ほどで、世界中を征服した新型コロナウイルスに、人類は完全敗北がすでに確定しており、あとは、被害をどれだけ抑えるかの戦いに突入中という。。


21世紀に、感染病が流行り、世界中が大きなダメージを受けることは、ずいぶん前から予想されていた。ただ、その世界で、医療従事者がここまで多くのダメージを受けるとは、ほとんどの医療従事者は考えてもなかったと思う。そもそも医療崩壊なんて恐ろしいことが、こんなに短い時間に全世界同時多発するなんて。。


そんな新たな戦争で、医師や、看護師を中心とした医療従事者が、最前線に駆り出される職業だとは思わなかったんじゃないか?しかも、自分たちが被害を受けまくりながらも、撤退は許されない状況下での戦い、長く強いられるわけで。

4月5日現在、東京では(ギリギリ)医療崩壊が起きていない。他の都道府県でも。ただ、医療の現場というのは、すでに逼迫しているし、緊張感も、精神的ストレスも、疲労度も、普段とは圧倒的に違う状況だ。たとえ、感染者がでていない病院でも。

医者や、看護師に対する職業認識は変わる?

新型コロナウイルスは、世界に大きな打撃を与え、その結果、大きな変化が起こる。

おそらく、今後も感染病という戦争は、なんども起こることになると予想されるが、その時も、また医療崩壊の危機はやってくるのか?


もし、くるのだとしたら、今後も起こる感染病という現代の世界大戦において、医師や看護師という職業は、最前線で戦う兵士という認識にかわるのかもしれない。

だからこそ、世の中のヒーローも、この職業の中で生まれてくるのかもしれない。ナイチンゲールのような、歴史に刻まれるヒーローが、医療従事者や、その周辺職業の中に。

他の職業に対する認識は変わるのか?

新型コロナウイルスによって、職業による宿命の差が、ずいぶん大きく別れることになった。

例えば、日本では、休校になった学校と違い、保育園は稼働を続けている。前線から早々と退いた学校の先生とは逆に、保育士は、クラスター形成を、毎日続けながら働く職場に勤務している。

このクラスター形成は感染者が出ると終えることができる。これは言い換えると、「感染者がでるのを待っている職場」とも言えるだろう。もちろん、保育士以外もある。

医療従事者と保育士の違いは、感染者が出ても、そこにい続けなければいけないか、どうかだろう。

最後に、

医療従事者や、保育士などの職につかれている方々には、本当に頭が下がる。今後、こういう職場に関する、対策が示されるのが、アフターコロナの世界なのだろう。世界は、この新型コロナという大問題を乗り越え、より良くなると信じたい。

そして、この世界大戦において、最前線にたつ資格のない、自分たちがやるべきことは、シンプルに、手洗い、うがい、そして家に居ることなのだろう。

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