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【感想】【雑感】続・小説10選、カイロプラクティック50/50の理論値、等

今日も秋晴れの1日だった。最高気温30℃に対して最低気温20℃の寒暖差だが秋なら快適なのでありがたい。やっぱり湿度の問題だ。今日は多少蒸し暑い方かな。秋らしいことは芸術だと美術館や読書が出来ているので、スポーツや散歩の運動もやっていきたい。

月曜日は相変わらず普通に仕事をして1日が過ぎていくのであまり日記になるようなイベントはなく、昨日書いた小説10選に補足をしたいのと昨日行ったカイロプラクティックのことを書いていこう。

続・小説10選

昨日はひたすら作家・作品名を挙げていくことに特化しており内容に全然言及していなかった。どれも前提としてめちゃくちゃ面白いのはそうなんだけれど、内容について書こうとすれば1作品で1記事になりそうだったのもありながら、何も書いていないと自分がどう考えたのかの記録にもならないし誰かへの参考にもならないと今更気づいて、数行レベルでも10選に関する補足を書いていく。

暗いところで待ち合わせ/乙一

乙一はJUMP j BOOKSのデビュー作から追っていた。小説を読むことが好きになったきっかけの作家の1人、10代から20歳になる頃にとても好きだった。この作品にしたのは乙一の優しい文体と特別な舞台設定といった内容面に加え、当時とある人に本をお勧めする際に選んだことが今でも印象に残っているから選出した。

疾走/重松清

重松清といえば数々の映像化作品から人情派のイメージを持つ人もいるかもしれないが、この作品は丁寧な心理描写の良さだけでなく、どこまでも追ってくる焦燥感と絶望感に打ちひしがれた記憶がある。だがそれが良い。装丁も相まって好きな作品。

絡新婦の理/京極夏彦

姑獲鳥の夏にハマってからあの分厚い文庫本(お豆腐一丁みたいな)を1作品ずつ読んでいき、京極堂シリーズ以外の作品群も出版される度にすぐ購入して読んでいた。あえて絡新婦の理を選んだのは、長い長い時間をかけて真犯人が判明する到達感と、京極堂シリーズでも屈指の存在感だった蜘蛛という相手役から。

砂漠/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎作品は書き始めたら止まらないので短く。この小説を大学生時代に読めたのは人生の中で大きな幸運の1つに間違いなく入る。そしてきっと、今読んだら全然違った良さを受けられるだろうなとの気持ちから選出した。

チョコレートコスモス/恩田陸

恩田陸は観念的だったり最後が煙に巻かれるような、すっきりしない終わり方を迎える作品もあった気がしつつ、この作品は最高潮に熱い舞台演劇作品だった記憶から選出した。こんなに面白くて映像化にも向いていそうなのにされていないのは謎。

猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子

実は細部を覚えていない状態なれど、この作品を読んだ時期が人生の大きな転換期にあって、その時に出会えた作品といった意味合いも大きな要因となって小川洋子作品からこちらを選出した。

ラバー・ソウル/井上夢人

岡嶋二人(井上泉・徳山諄一)から読んでいた好きなミステリー作家で、コンビ解消後に井上夢人として1人デビューした後の本作。内容は即ネタバレになるので書けないが、この種のトリックにおいて随一の印象から選出した。単行本の装丁もすごく格好良い。

星の王子さま/サン=テグジュペリ(河野万里子訳)

これも書こうとすると書ききれない。文章として、言葉として表現するのが難しい。折に触れて思い出すし、あのときに読んだ感触も、いま読んだら受けるだろう感触も、大切や万感など何かの文字では表現しきれない、こういう感覚の言語化って本当に難しい。

人間失格/太宰治

まさしく人生の書。最初は大学生になってから通読したのだったか。以前のnoteにも書いたように、若いころに読んでも歳を重ねてから読んでも、その時その時で受ける味わいや感覚がある作品である。

ニンジャスレイヤーシリーズ/ブラッドレー・ボンド&フィリップ・N・モーゼズ(本兌有&杉ライカ訳)

ニンジャスレイヤーについては別稿で書こう。2012年頃からずっと読み続けている。忍殺語でワイワイするのも楽しいけれど、サイバーパンクの大枠に圧倒的な熱さ・ユーモア・悲哀・どこまでも突き抜ける爽快感、その他も色々と、まさに人間賛歌のようなあらゆる要素が詰まっている。

補足はここまで

紹介はやっぱり難しいな。それにたとえば京極夏彦は、ある時期から新作が出なくなった?と思っていたがWikiを見ると遠巷説百物語をはじめ2010年代の後半どころか最近も刊行されていたので読みたい。他にも追えていない作家の作品や、他の人の10選も読んでいきたい。もし自分がベストワンというかどれか1作品をお勧めするとしたらどれだろうか。どういうジャンルが好きかによるか。

カイロプラクティック50/50の理論値

時系列は昨日の話になるがカイロプラクティックに行ってきた。これまで概ね隔週で通っていたが夏以降はスケジュールの都合諸々でジムに通うのも不規則で疲れが溜まらないかと思って足が遠のいてた。しかし、やはり身体がガタついてると自覚する程になったのでおよそ2か月ぶりに伺った。

ちなみにカイロプラクティックと整体の違いはこちらのサイトから。ここに通っている訳ではないが、内容としては自分が通っている施術院の方針と大きく異なっていないと思う。

「カイロプラクティック」は身体の歪みをつくるおおもとの原因を探して背骨や骨盤を矯正し、身体全体のバランスを整えていくことがアプローチの目的であるのに対し、「整体」のアプローチの目的は身体の歪みが出ている部位を直接矯正していくことにあります。

院長先生にはもう10年近く担当いただいており、前の施術院から移籍される際もこの先生ならついていきますと通い続けている。年齢も自分より少し上?の近さで、素朴といえばいいのか穏やかな話し方で会話のテンポが合うのと、好きな趣味も共通する部分があってずっと通っている。

そして勿論カイロの技術と人体への深い造形をお持ちで、毎回いいお話ができたなーそういう嬉しさがある。今回も「左右50%ずつ均等に体重をかけて重心を取るなんて地球の自転や気圧、湿度、自然環境を考慮すれば実際無理」といった人体の話から、あとは近況など雑談も楽しかった。

美容師さんの記事で書いたことに通じる、実は世界中を探せばさらに相性の良い先生がいるかもしれない可能性も否定はできない、でもこの出会いを大切にしたい。人間関係全般に関連する話。つい文章にすると凄いよ凄いよとばかり書いてしまうけれど、普通に話してて楽しい良い先生です。

施術後は明らかに身体の状態が変わるし筋トレや歌にも良い影響が出ているので、身近な楽しさの面だけではなく先生が培われてきた技術も実に尊敬しております。これからもお世話になります!

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