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川崎vs鹿島の感想文

感想文です。色々言われてっけど、個人的には少なくとも「進捗」には満足してますという話をだらだらと。「点」でこの90分の試合を見てるならまだしも、そのチームのファンとして継続的に、つまり「線」でチームを見てるなら公式戦4試合目でこの出来なら順調でしょっていうね。そういう話をしますから、受け付けない人はここでお帰りください


まずは個人的に試合の展開を大きく左右するだろうと予想してた、川崎のセット攻撃(鹿島のセット守備)での菱形前進。これを川崎が上手い事やるか、鹿島が捕まえられるかが1個ポイントになると思ってたのでまずはそこから。

鹿島は川崎のCB→CBの並列パスをスイッチに、側FWがサイド切りながらチェイス。逆FWが相手アンカーの背中に、SHが相手SBの背中に、側CHが相手IHの背中に「迷わず」付くのはどうやらお決まりだったっぽい。この辺はやっぱアクション(リアクションの対義語として)を自ら能動的に起こして支配してやろうっていう今季のサッカーにおいてはスピード勝負(時間の管理)な所があるからね。頻繁に起きるシチュエーションに対してこうやって立ち回ろうっていうのはハッキリ決めておくってのは今後の試合でも多く見られるだろうから、こういう再現性のある「狙い」は適切に拾って、適切に評価したい所だよなぁ

で、もう詳細を字で説明するのめんどくさくなったのでGIFで。→https://twitter.com/megaseoyogi/status/1279763778037407744?s=20

結果、個人的にはコレ凄く上手く行ってたと思います。川崎が開幕でやってた3CHを起点とし、相手ブロックの歪みをいつでも突けるような嫌な前進もほとんど見られなかったし、去年までの対川崎のあの「蹂躙感」も無かった。俺の嫌な川崎戦では無かったのは確かで、それの要因としてはこの菱形前進機能させなかったのがデカイんじゃないかなぁ



試合開始。

でキックオフ直後に失点。ここに鹿島の守備の欠点が〜みたいなのをチラっと見かけたけど、これに関しては個人的に責められる部分無いんすよね。っていうのも流れとしてはCK獲得される→ショートコーナーのクロスからの失点なんだけど、まずはCK獲得されたシーンから。

キックオフ直後から、モロ上で説明したプレスを仕掛け、鹿島が2回ボールを引っかける。ただそのボールが川崎の選手の前に転がり、それを2回とも再度繋ぎ直されてペナ横まで運ばれる。ただそのアンラッキーでエリア獲得されたうえでも、CKを取られたクロスが上がった時の自陣ペナルティエリア内の人数非は川崎2:7鹿島くらいだった(よね、後で誰か教えて)。いやまぁ、アンラッキーなのかそれってのはあるよ当然。確かにそこを奪い切れる段階が「これから」だし、奪い切るために1テンポ早く立つべき位置に選手達が居れるようになるのが「これから」の要素なわけで、そこは習熟度として足りなかった。これは紛れもない。ただ、2回引っかけたのはひっかけたじゃん?それが川崎にとって良い位置に転がったのはアンラッキーではあるじゃん?

で、左CKのショートコーナーから家長のクロスに谷口が合わせてゴール。オフサイドやなんやかんやったらありますが、評価としては「旗が上がったかどうか(実際にオフサイドになったかどうか)」ではなく、「失点を防ぐためのアプローチとして適切だったかどうか」で見るべきだと思うんですよね。そういう観点で見ると、鹿島の選手は