心の声を描く「チェリまほ」と町田さんのラジオ出演

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称 「チェリまほ」)は、今晩の放送で6話。全部で12話のようなので、ちょうど折り返しになります。

先週の5話は、安達が勇気を出して、モンブランを食べに来た社長(←違う?)の対応をして、黒沢を助けてあげるシーンから始まりました。黒沢、うれしそうでしたね。

安達が誰かのために動こうと一歩踏み出したのはとても勇気のいることだったのではと思います。例えば、電車やバスで、高齢者の方や妊婦さんに、席を譲るのってなかなか難しいように、目の前の状況はわかっていても、そのために動けないことってあります。最近は、面倒なことに巻き込まれないよう、自分からは関わらない人も多い中、安達が勇気を振り絞って黒沢を助けにいった一歩って大きいなと思います。

さて5話まで何度か見返しているんですか、改めて考えると、チェリまほって、とても手間がかかったドラマだと感じます。

普通のドラマなら、スタジオかロケで、セリフを話す役者さんを撮影して、それを編集して完成させるのに対して、チェリまほは、そこに黒沢や安達、たまに柘植や藤崎さんの心の声を録音してかぶせるという作業が発生します。町田さんがインタビューで赤楚くんと2人の合図を決めていて、心の声が入るタイミングを伝えていたと言ってましたが、それだけ、面倒な作業をしながら、丁寧に作られたドラマなんだと思いました。

なんで、そんなことを考えたかというと、町田さんがゲストだったFMラジオの番組(InterFM plus on radio 11/7放送)をradikoで聞いたからでした。

赤楚君の声も、この間、青学のオンライン学園祭でいいなと思ったんですが、町田さんも優しいソフトな声だなって、ラジオ聞いて再認識しました。「眼福」とか「安達に触れるな」など、たくさんの名ゼリフもこの声があったから、ハマっているんだなと思います。

ちなみに、町田さんは番組内で、「黒沢優一はどういう人物ですか」という質問に対して、「人の心が読めてしまう主人公と、その主人公がずっと好きな同僚2人の話なんですけど。この役はかわいらしさもあるんですが、普段は周りから期待されるように自分を振る舞って仕事もプライベートも頑張っている人物なんだけれど、そこにも彼なりの葛藤があったりとか、なぜ、好きになってしまったのか、まだまだこの先が気になるような展開がたくさんあるので、この2人の関係性だとか、笑いながら、応援しながら、見て楽しんでもらいたい。」と話しています。

また、今後の見所については、話せないことも多いが、豊田先生の原作もまだ完結していない中、ドラマオリジナルの完結を迎えると話しました。素敵な仕掛けだったり、みなさんが喜んでもらえるようなものもあるということやスピーディーに展開が進むようなことも話していました。

町田さんも赤楚くんも、いろいろなインタビューに答えてくれるなど、チェリまほは、楽しむためのきっかけをたくさん作ってくれている気がします。また、公式の中の人がファンのツイートにいいねをしてくれたりするのもうれしいなと思います。

今晩の6話、楽しみですね。ドキドキしながら待ちたいと思います。

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