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しまったままじゃ分からない、出してみないことには。

お仕事で「時間をかけすぎず、けど良い感じに描くにはどんなタッチが良いか」を模索していた時に、
ふとこのイラストのことを思い出しました。

この作品は、私の中学時代の部活仲間が結婚式を挙げた際に贈ったものです。(ちなみに、美術部でした。)

普段の私のイラストはどちらかというと
そこまでデフォルメしすぎないタイプだと思うんですが、
(もちろん完全にリアルさを求めている訳ではなく、イラストだからこその表現の良さも活かせたらなぁと思っています。)

このイラストは見ての通りゆるゆるです。

完全に身内に向けて身内のノリ100%で描いたものだったので特に公開せずにいたのですが、
冒頭の話に戻り、
「時間をかけずそれっぽく描いた絵」として思い出したのがこれでした。

「そういえば過去にこんなん描いてんけど、需要あるかな?どう思う~?いつもと絵柄もちゃうし、めっちゃ身内ネタ満載やけど、ごめんやで!」と
超軽いノリでツイッターに載せたところ、自分が思ってたよりたくさんのリアクションをいただきまして、驚き桃の木山椒の木。

やはり絵柄が違うからか、いつも「いいね」をしてくださる層とはまた違った方々がじわじわといいねをしてくださっているなぁというのも感じられて、それも新鮮でした。

リツイートしてくださった方のタイムラインを覗かせていただいたりすると、絵柄に対して好意的な感想をつぶやいてくださっていたり、思いがけずハッピーになれました。ありがとうございました。
ちなみになんですが、色がきれいなところが自分でも気に入っているポイントです。色がかわいくないですか?(手前味噌)

こういう雰囲気のイラストでお役に立てそうなことがあればお仕事のご連絡、ぜひぜひお待ちしております!

結論、
やはり出し惜しみせず、出せるものはどんどん出した方が
いろんな気付きや何かのきっかけに繋がるものだなぁとしみじみと思った出来事でした。
(あまりに毎回テイストの違うものばかり発表する訳にもいきませんが…軸がブレないようにはしたいです。)


中学生の時に部室にみんなで集まって、ろくに課題の絵も描かず、ただただゆるいラクガキを絵しりとりで回して、しょーもないことでお腹抱えて笑いあった、
そんなあの日のテンションで遊び感覚で描いた絵でした。

このイラストを贈った友人の結婚式、中学の部活のメンバーが久々に全員集合して、内容のない話で終始涙が出るほど笑い続けてたな。どんだけ歳を取っても、みんなで集まればあの日に戻ってしまうね。
今思い返せば間違いなく2019年でいちばん笑った日でした。
改めて、おめでとう。

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