「自宅カレーフェア」2022夏。
ずっと気になっていたことを、自分で忘れていたけれど、思い出した。
テレビ番組
テレビで見て、そして、それは登場人物が魅力的に見えるように、飲食物は、とても美味しく見えるように撮影されるのだろうと思いながらも、ここのカレーを食べてみたいと思った。店主のカレーへの集中力は本物に見えたせいだ。
だけど、今でも毎日のように行列ができていて、しかも、場所は大久保で、自分にとってはわざわざ行くようなところだし、テレビに出て、さらに混んで、ということは少なくない。だから、当分行けないと思いながらも、その店のツイッターを見た。
こういうふうにテレビで扱われて急に注文が殺到したり、店に人がたくさん来たり、ということに対しての反応は、今までいくつか見てきた。それは激変する環境に対して、戸惑いと、微妙に突き放す感じの文章になり、こちらが購入したり、訪れたりするミーハーな行為は迷惑なんだ、と思ってしまうことが少なくなかった。
だけど、このカレー屋のツイッターは、少し違って感じた。
混んで申し訳ないのですが、来てください、みたいなニュアンスだった。
それで、よけいに、いつか行きたいと思いながら、時間が流れて、そのうちにコロナ禍になった。
魯珈のカレー
基本的に、外食自体を、感染自体を恐れて、ほとんどしなくなった。
コロナ禍自体が長くなって、この生活自体に慣れてきた今年(2022年)、セブンイレブンで「カレーフェア」があると知った。
夏になると、どこかのコンビニで「カレー」を扱うので(もしくは複数で)、最初はあまり興味が持てなかったのだけど、セブンイレブンの棚を見て、「ろか」の文字があって、あ、あのカレーだと思った。
すっかり忘れていたはずなのに、自分でも意外なくらい、テレビ画面で見た場面も含めて、思い出した。気になり続けていたらしい。
だけど、店で食べられるわけではないし、コンビニだし、などと思って、なんとなくためらっていたのだけど、ラジオで、このカレーのことを語っているのを聞いて、すごく食べたくなった。
自宅カレーフェア
妻に提案したら、イベントみたい、と言ってくれて、実行することになった。
家から見えるくらいの距離にセブンイレブンがあるから、そこへ行って買ってくるという話をしたら、妻が出かけてくれると、いう。
その日、人間関係のことで、私が相談に乗ってくれたから、という理由だった。
ありがたい。
その提案をしたのが午後6時をすぎていたけれど、今日の夕食の支度前だから間に合ったようだ。
妻が出かけて、10分経っても、戻ってこない。行くまで100メートルもないコンビニに行ったわりには、遅い。
何度か外へ出て、道路の先を見ても、いない。
何かあったんじゃないか、と思って、カギを閉めて、出かける。
少し歩いたら、妻がさらに向こうから歩いてきた。
「ごめんね、ここになくて、もう一軒の方にあったからさ」。
ろかプレートを2つ買ってきてくれた。
ホッとして、うれしかった。
「こういうの楽しい。整くん以来。あの時はドラマだったけれど」。
カレーの感想
レンジで温める。
ご飯がやけにツルツルしていると思ったら、そこにカバーがあって、カレーなどと混じらないようにしている工夫だった。ちょっとうれしい。
妻の感想を聞いた。
「スパイシー。
美味しい。
途中から辛さとの戦いになったけれど、美味しかった。この肉も甘めで美味しい(ルーロー飯のやつ?)
色々な味がした」。
元々、妻は、辛いのは苦手だったから、よく付き合ってくれたと思うけれど、最後は、スパイシーなルーの部分を私にくれた。
私にとっても、いろいろな味がした。食べたことがないのに、どこかで食べたような気もする。そして、昔、地元近くにあった「タジマハール」のことも思い出した。あれは、何度か食べると癖になった味で、これも、そんな感じがした。
今も、朝の9時半に店に、記帳に行かないと食べられないようだけど、そして、まだ外食は怖いけれど、それでも行ってみたいと思った。
CM
あとは、もし、次に食べる機会があったら、CMを見て、あんなに卵がトロトロだったことを思い、卵が硬くなったので、もう少し柔らかくする工夫をしたいと思った。
美味しかったので、セブンイレブンの他のカレーも気になり、食べたくなった。
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