「期日前投票とスーツケース」。2022.7.2.
暑い。
とても強い日差し。
まだ、午前9時前なのに、7月に入ったばかりなのに、こんなに暑いのは、ちょっと納得できないような気持ちにもなる。
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家を出て、駅に向かうと、その途中で、もう暑くて、ちょっと嫌になる。
歩いている人は、少なく感じる。
カット・カラーの店の前の小さいベンチに、開店を待っている女性がいる。
駅に着いて、改札の上の、電光表示では、家を出る前には、乗る予定の路線が少し遅れていると知ったのだけど、そのことには触れていなかった。
電車
ホームで電車を待っていて、電車が来て、車両に乗った。
人は少なめ。
冷房が強めで、窓が少し開いている。もう、3年目の習慣になった。
駅が進むたびに、人が増えてきて、終点ひとつ前の駅では、結構、混んできた。
スーツケースの人も何人かいる。
発熱不安
夜になっても、30度くらいある日が、このところ続いている。だけど、寒がりなので、エアコンで冷房を入れても、ずっとつけていると冷えてしまうから1時間くらいでスイッチが切れるような「おやすみタイマー」にしている。
そのせいか、途中で暑くて目が覚める。
その時は、もしかしたら熱が出てしまったのか、外出を控えても、気をつけても、感染してしまうのか、と思って、怖くもなり、夜中に体温計で測ったが、少し高めだけど発熱まではいかない。こんな怖さと不安は、いつまで続くのだろう。
なんとなく眠れないと思って、何度か起きて、トイレに行って、だけど、そのうち寝ていたようで、気がついたら目覚ましがなっていた。
だから、今日は少し眠いような気がする。
遅れ
私鉄の終点に着く。
次の路線に乗り換える。
改札を出て、もう一回、違う改札に入った時に、発車時刻を見たら、現在時刻とずれている。それは、朝方に確認した遅れがまだ続いていることを示していた。
今日もアルコール除菌のポンプを使っているのは、私1人だった。
正確に言えば、10分くらい遅れているのだけど、ホームに降りて、電車が来たら、たぶん、いつも乗る発車時刻と、ほぼ一緒だった。
本数が多いと、遅れが、それほど気にならない。
その影響があるのは、もっと忙しい人なのだと思う。
変化
乗り込んだ車両は窓が開いていない。冷房は効いている。
静かなまま、電車が進む。
ほぼ何もないまま、目的の駅に着く。
降りて、駅の構内を出るあたりに、アパレル会社の案内板を持って立っているのは、今日は若い男性だった。
道路のそばのアジサイは、もう色あせてきている。
季節が、うつっている。
期日前投票
空は晴れていても、湿り気のためか、微妙に抜けの悪い、夏の青空の色になっている。
向こうから、マスクをしていないで楽しそうに会話をしながら歩いてくるカップルが来て、すれ違う。
アゴマスクの男性も歩いている。
こんなに暑いのに、自分も含めてマスクをしている方が、本当はおかしいことだとは思う。
いつも見かける公共の建物から、ワクチン接種の会場が移って、けっこう時間がたって、今は期日前投票の表示になっている。
夕方
午後4時過ぎに用事が終わって、また駅に戻る。
ただ暑い夕方。
猛暑日なのに、マスクをみんながつけている。
今年も、そんな夏が続くのかと思う。
気温
電車に乗る。
人が少ない。
最初に乗った時には、私も含めて4人が立っているだけだった。
記録的な猛暑でも、毎日続くと、だんだん普通になっていく。
天気予報は、気温35度を伝えている。
ドアの上の小さい画面では、さらにニュースが続く。
貯水率低下
マイナポイント申請アクセス集中
謎の大型深海魚
新型コロナの感染源は
急激な円安影響
スーツケース
目的の駅で降りて、乗り換える。
3両編成の私鉄に乗って、出発して、駅に着いて、人が乗ってくる。
小さめのスーツケースを持った女性が乗ってきて、そのあとから、大きいスーツケースを持った男性が乗り込んできて、気がついたら、さらにもう1人、小さいスーツケースを持った女性も乗ってくる。
そこだけ、人口密度が高くなっている。
スズメ
自宅の最寄り駅に着く。
降りると、ホームの壁のすき間から、スズメが1羽、ホームに舞い降りてきて、チュンチュン鳴きながら、ベンチの下へ弾むように移動する。そこには、食べ物のかけらがあって、それをクチバシでつかむと、スズメの顔と同じくらいの大きさに見える。
そのあと、素早く飛び立った。
まだ気温が高い。
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#みんなでつくる夏アルバム #コロナ禍日記 #日常 #暮らし
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