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お米の値段が覚えられない。

 暑い時期は白米を買って、気温が下がってくると無洗米にする。

無洗米

 無洗米の登場は画期的だったけれど、そのことについて今の時代にもあるような「家事の手抜き」みたいな批判がどこからかわきあがってきた。

 ただ、その時にすぐに反論も登場した。

 無洗米は、水の使用量が少ない。だから、環境に優しいんです。

 それで、批判はすぐに小さくなった記憶があるけれど、その反論に少し感心したりもした。

 私たちにとっては、とぐ回数も少ないし、寒い季節には冷たい水に接する機会も減らせるから、無洗米を使うようにしている。

 ただ、普通の白米に比べると、どうしても値段が高くなる。

10キロ

 それもあって、4月を過ぎたあたりで、白米に切り替える。

 それから秋になるまでは白米になるのだけど、やはり、貧乏なので、できたら少しでも安い方がいい。

 そうすると、5キロよりも、10キロのお米を買った方が安くなる。

 ただ、重い。

 うちの近所のスーパーでは、なぜか10キロのお米を売っていることが少ないから、どうしても隣町のスーパーに行くことになり、丈夫なバッグを持って、買い物に行っていた。

 微妙に疲れ気味の時は、徒歩10分くらいの道のりが遠く、ときどきは右と左を持ち替えたり、道の途中で休憩を入れたりした。

 調子がいい場合は、10キロを歩きながら腕を上下させれば、筋トレと思えた。

 だけど、やっぱり10キロは重かった。

自転車

 ご近所の方に、必要でなくなった自転車をもらった。

 防犯登録もして、それから、何十年ぶりかで日常的に乗るようになった。

 だから、隣町のスーパーで、10キロのお米を買って帰る時も、自転車のペダルは重くなったり、荷物の種類によっては、前のカゴにお米を入れると、ハンドルが不安定になるけれど、それでも、歩いて家に持って帰るより、はるかに楽なのが分かった。

値段

 季節によって、白米と無洗米に変えるのは、少しでも値段を抑えることができれば、と思ってのことだった。

 そして、重くても10キロにしているのは、当然だけど5キロよりも安くなるからで、ただ、それが単純でないのは、スーパーによって値段が変わってきたり、この前、ここに10キロがあったはずと思っていても、買おうと思った時には売ってなかったり、ということもあるからだ。

 基本的には、隣町のスーパーが、たぶん、最も安いはずなのだけど、ときどき、その値段がわからなくなる。もしかしたら、近くのスーパーの方が安いのではないか。10キロだと、2000円代後半くらいになるのだけど、細かい金額まで覚えられない。

 それは一度、10キロを買うと、夫婦二人暮らしだし、そんなに大食でもないので減りが遅く、次に買うまでの期間が空いてしまうせいもあると思う。

 この前は、プリンターの紙がなくなり、近所のホームセンターでもあるスーパーに行ったら、そこにも10キロのお米が売っていた。そろそろ買わないと、米びつがなくなりそうだと思っていたから、余計に値段が気になる。2700円台。そこからは覚えていないし、そういえば、いつも買っている隣町のスーパーの10キロの値段も記憶がはっきりしない。

 ここより高いような気もするし、安いような気もする。

 できたら、より安い方で買いたいけれど、そのためにはきっちりと覚えているか。メモを取って、その上、そのメモをなくすことが多いから、そのメモを目につくところに貼って、次にお米を買うときの参考にするしかない。

 だけど、最近、いろいろものが値上がりするし、スーパーによって、安い品目が違ってくる上に、時期によっては、その安さのランキングが変動する。

 もうすぐお米を買いに行く。

 その時は、できたら、より安いものを買いたいけれど、それを的確に実行するにも、能力が必要なことを改めて思う。



(他にもいろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでもらえたら、うれしいです)。

 



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