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いろいろなことを、考えてみました。

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自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
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2020年5月の記事一覧

「陰謀論」を、信じられなくなった理由

 不安が多い時ほど、『あれは実は裏で…』というようなことが、真面目な口調なシリアスな文体などで語られるようになり、そして、ある特定の団体や、人種や、国の名前や、意外な方法などがあがり、どんなことでも、世界は、誰かの意図で動かされている、といった結論になる。  厳密にいえば、間違っているのかもしれないが、私にとっては、それが「陰謀論」であり、「デマ」だと思っている。大小さまざまな出来事の全てに「あれは、実は…」が潜んでいて、必ず、そんなことを語る人がいて、それなりに筋が通って

「2LDK +z」(zoom 部屋付き)のマンションが、販売される未来を考える。

 初めてzoomでのミーティングに参加した。  今までにしなかったこと、できなかったことをやっていかないと、そこに参加できないことを改めて知った。機械に弱いから、いろいろと微妙に苦痛だった。一般的なレベルから見たら、原始人みたいな動きに見えると思う。ただ、去年、コンピューターをたまたま買い替えていたから、zoom に参加できたとは思う。 zoomミーティングの準備でバタバタする  zoomのために、1000円代だけど、ヘッドセットを買った。ラジオで、これを使わないと、風呂場

「男性の胸ポケット」には、何を入れるのが正解なのか?

 「男性の胸ポケット」といっても、スーツや礼服のようにルールがあるようなものではなく、ポロシャツやTシャツなど、カジュアルな「胸ポケット」の話です。  昔、それこそ「男性の」というよりは「男の胸ポケット」と言われていたに違いない時代では、そこに入れる正解は、「たばこ」だったと思います。  統計によれば、昭和41年(1966年)は、男性の喫煙率が約83%でピークを迎えていましたが、その頃の記憶でいえば、駅のホームでもタバコを吸い、電車内にも灰皿があり、その当時の記録映像を見

忘れられる前に、「方向音痴」のことを考える。

 今は外出自粛で、出かける機会自体が減っていますが、それでも、記憶をたどると、ここ何年かで、スマホで地図を見ながら、歩く人を見る機会がすっかり多くなりました。自分は携帯もスマホも持っていないので、その便利さを本当には分かっていないと思いますが、そういった地図を見ながら歩いている人と一緒に移動したりして、気がついたことはあります。  これから先、「方向音痴」という言葉は、ほぼなくなってしまう、と思いました。それと共に、なぜ「方向音痴」になるのか、という理由も、忘れられそうだか

AIに、人類が滅ぼされない方法を考える

 録画していたテレビ番組を見ていたら、AIの話題になっていました。  AIというのは、独立して思考することが前提なので、厳密にいえば、本当のAIは、まだ出来ていないとか。  AIが、人間の知性を超える地点として、シンギュラリティという言葉もあって、一時期、頻繁に聞いた記憶もあるが、あれは、実はそれほど根拠がないのでは、とか。  AIに仕事を奪われるのではないか、それは想像以上に、広い範囲に及ぶのではないか、すでにそれは始まっているのではないか、とか。  とても中途半端な知

「いかとり」という名前を知ってますか?  『「大学名マウンティング」を考える』

 知っている人がいたら、もしかしたら、私の知り合いの方かもしれません。というくらい、狭い範囲で話していた名称ですが「いかとり」というのは、「いかにも都立」という言葉の略だと言われていました。  都立というのは、最近、名前が再び変わって、元に戻った東京都立大学のことです。「首都大学 東京」から、「東京都立大学」に戻る時には、これまで、ほとんど注目されてなかった、自分が通っていた大学の名前を、これまでにないほど、多く聞くようになりました。  その時に、やっぱり昔を思い出し、別