note人生2回目です

私は一度、noteのアカウントを消したことがあります。今使っているこのアカウントは2代目アカウントです。

最初に使っていたアカウントでおそらく初めて記事を投稿したのは、2014年4月11日。これはTwitterのログをさかのぼって一番最初に「note書いてみたよ」とツイートしていたのがこの日だったからです。noteというサービスが始まったのは、2014年4月7日。つまりnoteが誕生してすぐに使い始めたということになるのです。

別に古参自慢をしてマウントを取りたい訳ではありません。だって、そのアカウントはもうすでに消えていて、存在していた形跡は残っていないのですから。

そんなことはさておき、今回書きたいのは、一度noteを辞めた私が、何故もう一度noteに戻ってきたのかという話です。

そもそも何故元々使っていたアカウントを消したのかというと、理由はいつくかあります。

まず、他のSNSやブログとの使い分けが上手くできなかったからです。私のインターネット活動は主にTwitterを主軸にしており、だいたいそこで何でも雑多に呟いてしまいます。そして、この話はちょっと長くなりそうだなって時はブログを書きます。とはいえ、大半は趣味についての話で、もっと身近に起こった話や普段考えていることを書くことはあまりありません。なので、そういうことをnoteで書こうと思ったのですが、日常のことを上手く言語化することができず、「これはnoteで書こう」というネタが思い付かなくなりました。

次に、書きかけの記事が全然まとまらなかったからです。当時、大学生だった私は友達と行った鹿児島旅行についての記録を、写真を交えながら書こうとしていたのですが、これが一向にまとまる兆しが見えなかったのです。なので、書き終わる前に投げ出してしまい、それをきっかけにnoteでの執筆自体を続けることができなくなりました。

最後に、何も考えずに始めたため、運用が上手くできなかったことです。noteというサービスが始まったらしいと聞き、その目新しさに飛び付いてすぐにアカウントを作った私ですが、その時はまだSNSの運用について深く考えておらず、時間が経つにつれて「これって何だか使い方失敗してるよね?」と気付いたのです。それから何だかモヤモヤしてしまい、更新も滞っていたこともあって、アカウントを消すことにしたのです。

今思えば、アカウントを消すまではせず、上手く軌道修正しながら運用の仕方を考えていけばよかったのですが、当時の私にはそういうことを考える余裕すらなく、少しだけ未練を残しながらも退会してしまいました。

そうして、しばらくnoteは気になる記事があればときどき読みに来るだけになっていたのですが、不意に「何者でもない私」として何か表現する場が欲しいと思うようになりました。誰も私のことを知らない場所で、誰にも私だと知らせない状態で、私の余計な部分を全部削ぎ落として、普通の人として何かを表現したい。いろんな方法を考えたのですが、最終的に行き着いたのはnoteでした。

そうして、「普通のOL」という名前で「普通のOL日記」というものを書き始めたのが、このアカウントの始まりでした。

その時はただ自分が書きたいことを書いてしまえば満足だったので、誰かをフォローすることもなく、読んだ記事にスキをするのもログアウト状態の時だけで、極力私の存在が人の目につかないようにしていました。

だけど、やっぱり続かなかったんですよね。見てもらえば分かると思います。約2年間で書いた記事はたったの14個。でも、それでいいと思っていました。気が向いたら書く。誰の目にも触れなくても平気。そういう気持ちでした。

しかし、状況は突然変わりました。私に叶えたい夢ができたのです。それは「写真家になる」ということ。初めはInstagramで写真を投稿するだけでいいと思っていましたが、noteで写真に関する記事を読む機会が増えていくにつれ、「noteでも写真について発信したい」「noteを通じて私という存在を知ってもらいたい」「noteで夢を叶えたい」、そんな気持ちが沸々とわいてきたのです。

今も続けていますが、電子書籍を100冊買ったことについて、どんな本を買ったのか、それはどういう理由で買ったのか、読んでみてどうだったかということをシリーズで書き始めたのが、更新頻度を高めるようになったきっかけのひとつ。ですが、これは正直に言うと写真とは関係なく始めたことです。中には写真に関する書物もありますし、写真に絡めた話を書くことも多いですが、本当のことを言えば、100冊買ったはいいけれど、それについて記す場所が特になかったので、とりあえずnoteでいいやっていう適当な感じ。とはいえ、100冊分書き終わるまではまだまだかかりそうなので、ネタに困った日にはとても重宝しているシリーズです。

今は写真についてここではあまり書けていない状態ではありますが、今後書きたいと思っている話はたくさんありますし、インプットとアウトプットを繰り返していくことで、写真家になるという夢を叶えるチャンスをしっかり掴めたらいいなと思っています。

noteという創作の街は、とても懐の広い場所です。さまざまな形で自己表現をすることができて、クリエイター同士が良い関係でお互いを高め合い、応援し合うことができます。ここに来れば日々刺激を受けることができ、迷った時には創作のヒントを提供してくれる人もいます。だから、私はnoteが大好きだし、ここから夢を叶えたいと思っています。

私が目指しているのは写真家ですが、私という人間を表現する方法はひとつじゃないと思っていて、だからnoteで発信を続けていきたいという原動力にもなっています。

今は来るべき10月15日〜17日のnoteフェスで、noteフェスレポーターとしての役割を全うすることが目標です。そのために、今からできることは何でもしていきたいですし、他のレポーターの方とも積極的に交流していきたいです。noteフェスが盛り上がるのはもちろんのこと、より多くの人にnoteの魅力が更に伝わるようレポートしていきたいです。


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いただいたサポートで写真に関する講座代・フィルム代・現像代・機材代に充てたいと思います。私の「写真家になりたい」という夢を応援してくださる方がいらっしゃいましたら、サポートいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。