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塔2024年7月掲載歌

塔短歌会に入会しました。
2024年4月入会、月詠の初掲載が7月号でした。わくわく半分、どきどき半分。おそるおそる、でも、やっぱり心待ちにしていた初掲載号でした。

若葉集 真中朋久選

紙エプロンいらないけれど紙エプロンいりますかって訊かれなかったな

世に遍くあらゆるリズムに同期せぬ貧乏揺すりのカウンター席

わが耳を遠く疑いわが町に手遅れなほど春は来にけり

観測の起点を視床下部に置きこの世のありのままの色を疑う

ひらきゆくエウスタキオ管生き延びてまた生き延びて日々に溺れる

水沢穂波

鍵前にて五首掲載というデビューになりました。
今月で若葉集を卒業するギリギリ同期の方々とご一緒できたのも、とても嬉しいことでした。

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