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提供価値=機能的価値+○○価値

「ブランド」「ブランディング」とはなんだろうかと考えました。

アメリカ・マーケティング協会(AMA)という、いかにも権威ありそうな協会が、以下のようにブランドを定義しています。

個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。

つまり、ブランドとは「他社と自社との商品あるいはサービスを識別させるもの」を指します。

そして、ブランディングとは「その状態を創るための活動のこと」を指します。

なので、良いブランディング(ブランディングの成功)とは、企業のこう思って欲しいと顧客のこう思っているが合致している状態です。

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(参照:ブランディングの正しい意味とは!押さえておきたい基礎知識と7個のポイント

***

ただまあ、その状態を創るのがとんでもなく難しくて、非常の多くのビジネスマンが試行錯誤してるわけですね。

ブランディングを成功させるやり方は一つで「ブランドに沿った施策を一貫してやり続けること」です。

言葉にすると簡単ですね、、。ただ、これがなかなか出来ない、、。

📣 Point!!
・ブランドとは「他社と自社との商品あるいはサービスを識別させるもの」を指し、ブランディングとは「その状態を創るための活動」を指す。
・ブランディングの成功とは、企業のこう思って欲しいと顧客のこう思っているが合致している状態。



1、なぜ出来ないのか?

ブランディングが出来ない理由は大きく二つです。

①ブランドがない(or 忘れている)
②一貫した施策が出来ない(or し続けられない)

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まず第一に「①ブランドがない(or 忘れている)」です。

意外ですが、ここで非常に多くの人が脱落していきます。「社内でブランドを創る」ことがとても難しいんです。

「ブランドを創る」というのは、機能面だけではなく、なぜその商品を作ったのかの"背景"やその商品を通して伝えたい"想い"まで含まれます。理念やビジョン、提供価値など、です。

そう、「ブランドを創る」ことは、その商品にとことん向き合い、言語化していくことが必要不可欠なんです。

退屈かもしれませんが、ここがグラグラしていると、この先の施策に一貫性がなくなり、強固なブランディングは絶対にできません。

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(参考:ブランディングのスタートは「ブランドを見つめ直す」ことから

ブランドに人格を持たせ、「○○くん(ブランド名)だったら、この時にこんな対応するよね!、店舗作るんだったらこんなデザインにするよね!」などの共通認識がチームで取っていく作業をひたすらやるイメージです。

「Appleだったら、こんな店舗にする!」ってイメージつきますよね。

Appleはお客さんですらイメージをつかせてしまう、驚異的なブランディング力だと思いますが、自分たちの商品やサービスでも、こんなイメージがつけばオッケーです。

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続いて、「②一貫した施策ができない(or し続けられない)」です。

ブランディングはキャラ付けです。

「ぶりっ子キャラ」のアイドルを見ると、全ての言動が一貫してますよね。発言、行動、服装など、すべての行動が「ぶりっ子だなー」という印象に繋がります。逆に、インテリな面とか、しっかりした返答を一度でもしてしまうと、今までのキャラが全部崩れてしまいます。

ブランディングとは、キャラ付けです。

商品やサービスだと少しわかりにくいかもしれませんが、一個のキャラクターを作って育てていくんです。そのキャラがする発言、キャンペーン、マーケティング施策を一貫して打っていくと、知らず知らずのうちに、お客さんにもキャラクターが伝わり、ブランディングがなされていきます。

ブランディングとは、キャラ付けです。

キャラ崩壊しないように、一貫した施策をし続けることが大事です。

📣 Point!!
・まず社内で商品の根本から遡って、ブランドを言語化することが大事。
・ブランディングはキャラ付けなので、社内で作ったブランドに一貫した発言、施策を打ち続ける



2、なぜするのか?

「なぜできないのか」から書きましたが、そもそも「なぜするのか」について、もう少し深堀っていきます。

もちろん「買ってもらうため(売るため)」だと思いますが、「なぜブランドがあると買ってもらいやすくなるのか」について、です。

「ブランディングをすると、○○といったらで想起されるから買われやすい!」という意見が一般的だと思いますが、今回は少し別の観点から考えました。

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僕なりの結論は、「他の商品と機能的価値が同じでも、ブランド価値によって他の商品よりもプラスな体験ができるから」です。

Appleの商品を使ってると、なんかテンション上がりませんか?
スタバにいると、なんか良くないですか?

僕はめっちゃテンション上がります。。スタバでMacを開いてしまうユーザーです。

それこそが競合優位性になる「ブランド価値」であると思うんです。

機能的価値にプラスαされる、自社商品にしかない唯一無二の価値です。

そして僕はここまで含めて(機能的価値+ブランド価値)、自社商品の提供価値だと思ってるんです。

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つまり、「ブランディングはお客さんのためにやるもの」なんです。

どんなビジネスもお客さんありきです。お客さんが喜んでくれることが全てです。

だからこそ、「買ってくれたお客さんにより良い体験をしてもらうために、ブランド価値を追加する作業がブランディング」なのではないかと思っています。なので、僕の中で「ブランディング」は「マーケティング」カテゴリではなくて、「商品開発やUX向上」のカテゴリに入ります。

いい商品って、買ったら嬉しいですよね。

Appleもスタバも使うとテンション上がるし、Allbirdsのスニーカーも履くたびになんだか嬉しいです。

そんな体験を与えてくれるのがブランド価値です。

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この考え方は、少し前に話題になった「役に立つより意味がある」の話にも共通する気がします。

役に立つ=機能的価値
意味がある=ブランド価値

とすると、ブランディングの重要性がさらに見えてきます。


つまり、「ブランディングはお客さんのより良い顧客体験のためにやるものであり、その+αのブランド価値がないと、買ってもらえない」ということです。

📣 Point!!
・ブランディングをすることによって、競合優位性となる「ブランド価値」が出来上がる。
・自社商品の提供価値=機能的価値+ブランド価値
・ブランディングは、買ってくれたお客さんにより良い体験をしてもらうために、ブランド価値を追加する作業



3、まとめ

・ブランドとは「他社と自社との商品あるいはサービスを識別させるもの」を指し、ブランディングとは「その状態を創るための活動」を指す。
・ブランディングの成功とは、企業のこう思って欲しいと顧客のこう思っているが合致している状態。
・ブランディングが出来ない理由は、「①ブランドがない」か「②一貫した施策が出来ない」の二つ。
・まず社内で商品の根本から遡って、ブランドを言語化することが大事。
・ブランディングはキャラ付けなので、社内で作ったブランドに一貫した発言、施策を打ち続ける
・ブランディングをすることによって、競合優位性となる「ブランド価値」が出来上がる。
・自社商品の提供価値=機能的価値+ブランド価値
・ブランディングは、買ってくれたお客さんにより良い体験をしてもらうために、ブランド価値を追加する作業

以上、「ブランド」について、でした。

僕自身、最近新しく「tegami」というサービスを創っているので、この辺のブランド戦略を考えようと思います。



---------------本文おわり---------------


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三井滉平(_koheimitsui)
EC・D2C領域でプロダクトを作ってる起業家です。
次世代のECプラットフォーム「demmpa」 / D2Cブランド立ち上げ中 / U25の起業家コミュニティー「未来起業家交流会」の代表理事もやってます。
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demmpa inc 代表取締役。EC・D2C領域でサービス作ってます。 オンライン手紙作成サービス「tegami」/ U25の起業家コミュニティー「未来起業家交流会」の代表理事もやってます。
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