#俺ストラト3「ネックプレート交換の義」


ネックプレートについては驚く事が多くありましたね。

大前提として「ネックプレートを替えると音が変わる」というのは事実。
というかストラトはたぶん「何をやっても音が変わる」というのほうが真実かも。

いま各社から交換用のネックプレートが発売されていますが色々テストしてみての結論は「ストラトの音が欲しいならフェンダーでいいかな」というものです。

チタンなど色々なメーカーの色々な素材のものを試してみましたが、無理やり作った筋肉というかあまりナチュラルではないというか、どうにも違和感があるので外しました。いわゆる80〜90年代に流行ったスーパーストラトっていうんでしょうか?コンポーネント系の音を狙うのであれば良いのではないでしょうか。

というわけで自分の場合、フェンダーのプレートに決定しました。
以下の4つをトライ。

●fender USA
●fenderメキシコ
●fenderジャパン
●fenderヴィンテージ

もともと搭載していたプレートとネジはFender Japanのものです。
80年代のものですので素材やサイズなどがどうかというのはわかりません。

とりあえずお試し、ということでフェンジャパからメキシコにプレートを交換してみるといままで抜け落ちていたミッドが出るようになりました。
これには結構驚きましたね。

ジャキっとした感じが嫌でピックアップ交換など色々トライして来たのですが結構ネックプレートの影響が大きかったんだな〜と。若干ビザールっぽい印象だった音が一気にランクアップしたような変化があったのでテンション上がってしまいました。ミッドの押し出し感もしっかりあって間違いなく「良いストラトの音」という感じです。

現行のプレートでこんなに違いがあるなら、ヴィンテージに替えたら‥?と興味が湧いてきて63年頃のネックプレートを海外オークションで購入

画像1

一ヶ月ほどで到着したプレートです。
プレートとネジ合計で1万超えです。

さっそく取り付けてみたのですが、これにはビックリ。
ヴィンテージ特有の音のニュアンスが出てきたのです!

交換前と交換後の音をPRO TOOLSに録音して、翌日の朝に5回ブラインドテストをして5回正解だったので間違いないかと思っています。

結論から言って60年代のプレートとネジを使うだけでかなりヴィンテージ感が出るな〜と思いました。試したプレートとネジの印象をまとめると

●フェンジャパ→ジャキジャキ
●メキシコ→ロック 
●ヴィンテージ→ヴィンテージ
●USA→オールラウンド

こんな感じでした。

ネックプレートでこんなに音が変わるんだなぁと非常に楽しい実験でしたね。
いまは63年のプレートを取り付けていますが、これ50年代のプレートだとどうなるんでしょうね‥いやもうキリがないからやりませんが‥


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