クライミング動作で大切なことはたった1つ!!
「保持力」「体幹」「足が大切」これらは数十年間言われ続けてきたクライミングの大切な要素ですが、それらが何故重要なのか環境に対して相対的な視点で議論される事はあまりありませんでした。
何故なら人工壁(クライミングジム)はあくまで本番のトレーニングであって、自然のフリークライミングエリアは当初、本チャン(アルパインクライミングルート)の練習場としてゲレンデと呼称されていたからです。
現在、80年代クライマーが効率の良い練習場として着眼したクライミングジムは、それ自体がひとつの文化として定着しました。その背景には、ホールドの多様性、ビジネスモデルとしての進化、オリンピックなど視覚的なアドバンテージの上昇とメディアの影響があります。
そういった趨勢の中でクライミングという運動形態はよりスポーツとしての色味を濃くします。そういったより生産的なアプローチの先に見えてきたもの。
それは2つのキーワードと、1つの動作でした。
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