太陽の南、国境の西
ラブ&ピース後の学生世代、仕事は空中庭園作りとヒューし、株嫌い、一人っ子、BMWに乗る、避けたい明日を食べる禿げワシさん(デザートの目録は岩波新書)もいるとポエミーな戯れも嗜み初恋を追う37歳の純愛。
この世には深夜に静かに降る雨のような癒しと再生が在り、抱きしめてたものを手放すという優しい愛も在る。
過ぎ去った時間は死より遠く、貴方も私も孤独でどうしようもない喪失感を抱え1人行く。
頭だけでは無く、躰を忘れず、やわくあたたかく、幸福のレセプターが喪失に負けず死ぬまで長閑に稼働するようにと祈る。
少しでもその背が軽くなるといい。