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読んでるから幸せじゃなくて、幸せだから本が読める

定まった場所と速度で巡回する出口のない回転木馬で誰も降りることも出来ず仮想の敵に向け釈烈なデッドヒートを繰り広げているようだと人生を説いた春樹サン。

ゴータマシッダルータの人生は救いのないクソゲー発言をした。かつて、憑かれたように弾いた、久石譲の「人生のメリーゴーランド」というワルツもリンクする。

諦観、悲観も時に極限に立たされた人間には励ましになる。上がったり下がったり揺れる木馬マインドを慰め、儚さから生まれる痛切の自己省察は中庸の綱渡りの作法となる。

繰り返し読む、バカの一つ覚えみたいに、それこそ回転木馬のように、イタイ奴に見えるかもしれないが、読んでる本人は至福の幸せ。今日も読む🦄。



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