35歳未婚非正規雇用で子宮体がんになりました。3. 彼氏いない歴=年齢です

いつ訪れるかわからない大量出血に怯える日々を経て、切羽詰まってやっと受診した婦人科。

まずは問診票の記入から。
細かい内容は覚えていないのですが、最後の生理はいつからいつまでみたいなのとか初潮はいつとか。
生理の記録というか出血の記録はつけていたものの、その時点で何ヶ月もほぼ毎日出血があって、どこからどこまでが生理なのかよくわかってなかったので困りました。

あと、性交渉の経験はあるかみたいな質問もあって私は「いいえ」と答えるしかないわけですが、このクリニックでもその後行くことになる大学病院でも、年齢的にレアなのか間違いないよねという確認はされたものの、そのことに対して何か嫌なことを言われたりとかはありませんでした。
それが当たり前かもしれないけどちょっと不安だったのでよかったです。

婦人科の先生は50〜60代くらいの男性の先生でした。
大学時代に通っていた産婦人科の先生も同年代の男性でしたが、今回の先生はそれほど苦手な感じではなかったのでよかったです。
これまでの症状を先生に説明して、超音波検査や採血をして、しないと聞いていた内診も結局あってぐったり。
あの椅子に座るときの絶望感と言ったら…。

子宮が大きいらしく、先生が「腺筋症かなあ」みたいなことを言っていましたがその日は出血の原因はわからず。
採血の結果が1週間後に出るということでそのときに一緒にMRIの検査もすることになり、プラノバールを10日分出してもらって帰宅。
雰囲気はこわそうだけど信頼できる感じの先生で、看護師さんもめちゃくちゃやさしくて、ここにしてよかったなとしみじみ思いました。

婦人科受診という個人的にめちゃくちゃ高かったハードルを乗り越えてほっとした翌日の土曜日、知らない番号から電話が。
そのときは電話に出られなかったのですが、残された伝言メッセージによると、血液検査の結果で貧血がひどいようだから来週早々来てくれということでした。

月曜日、職場に遅刻の連絡を入れて朝一でクリニックに向かいました。
ヘモグロビンの数値が基準の半分くらいしかなくて、鉄剤注射を打とうという話に。
交通事故にあってこの数値だったら輸血するみたいなこを言われて、10連休のときの起き上がれないくらいの貧血だったときに検査してたらもっとやばかったのかと震え上がりました。

病院によっては鉄剤注射は打たないところもあるとか内臓がどうとか、ちょっとこわい説明もされてどうしようかと思いました。
しかも注射はその日だけじゃなくて10回くらい打つ必要があるらしく、年に一度の健康診断での採血も毎回びびりまくっていた私にはかなりショックな話。
でも貧血で体がかなりきつかったのも事実なので、その後2週間くらい毎日朝一で注射を打ってもらってから仕事に行く生活を送りました。

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