機能の観測点

ミニマルなデザインとか、シンプルなデザインとかが取り沙汰される昨今。
僕だって、そりゃなるべくシンプルでおしゃれなモノの方が好きだって思います。
そりゃあそうです。きっとモノはそうやって進化を遂げてきたんです。
無駄を省くことで効率があがり、モノ自体の生産性もあがるってわけです。きっと僕らの身体だってなるべくそんなシンプルを追求した最終形態なのでしょう。長い目で見れば、まだ進化の途中なのかもしれませんが。

そんなことを考え、ふと思いました。
なにが最もシンプルであるのかと。
僕たちも進化の途中なので、翼が増えればシンプルの形も変わるでしょう。そんな屁理屈なあなたは置いておいて、今何が最もシンプルであるのかを、あるべきなのかを考えてみました。

まず地球で最もシンプルなものは何なのか、ものというのも定義が曖昧なので、ここでは形象としましょう。もっともシンプルな形象は、、!!
それは「・」だと思います。点。これよりシンプルな形象はない!!
・に何か機能はあるでしょうか?
うーん僕も考えてみた。まあ何だろう目印、、とか?
まあもうちょっと立体にしてあげて、とってもちっちゃな球だとして、、
うーんBB弾かな、、パチンコ玉、?とにもかくにもそれ「単体」ではあまり役に立ちどころがなさそうです。ごめんね・君。

点ときたら、次は線ですよね。もちろん。線にはいっぱい機能がありそうだ!!
ちょっと立体にしたらさ、針とか、つまようじでしょ、にゅっと伸ばしたら定規にもなる。

そう!これだ!これが機能の観測点なのだ!!

この線の先っぽがすこしだけ曲がるとバールになります。
これがきっとバールの機能の観測点。
つまりこれがバールの最小の姿であり、究極のシンプルであるはずなのだ。

こうやって最もシンプルな線から始まって、最初に見つかった機能の観測点。それこそが、あるべき姿であるはずなのだ!
とシャワーに入りながら、ありのままの姿の自分で気付きました。

機能の観測点はいつも身近な場所に。

おやすみなさい。



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