見出し画像

アート思考✖デザイン思考

アート思考、デザイン思考という思考法があるが、違いは何なのか?

アート思考とは「自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探求をし続けること」
デザイン思考とは、観察で得た主観を重視したアプローチ。「自分はなにをリサーチし、そこからなにを感じとり、どういう意味付けをほどこして、アイデアにつなげていくか」の思考法。

アート思考でも、デザイン思考でも主観を重視している。

どちらの思考法でも似たようなことも言っている。


大きな違いはアートは自分の「内側」、デザインは自分の「外側」の事象について深堀していくということだ。

アートは、「自分の衝動」から、デザインは「人が抱える課題」からはじまることが多い

アートは領域、すなわち、自分のやりたい内容。

デザインは課題解決、すなわち、効率化・改善。

簡単に言うと、このように感じた。


例えば、私の話だが、私は子育てに興味がある!実際に子育てをしていて、子供の成長を見るのは楽しいし嬉しい。

これをアート思考とデザイン思考の観点から言い換えると、

アート:自分の子供に楽しく過ごしてもらいたいという気持ちからスタートして考える。(自分の子供が好きすぎて、子供への興味)

デザイン:自分の子供に楽しく過ごしてもらうためには現在の環境を観察しどのような環境が良いかリサーチして考える。


アート思考では、絵画を例に挙げていたが、人によって興味のあることは異なるわけだし、子育てを深堀りしていっても問題ないはずだ。

あくまで「思考」なのだから。

「非日常に刺激」に触れ、日頃は考えもしないことに想いをめぐらせることで、「自分なりの答え」をつくりだし、「アート思考」を育てる
デザイン思考では、いい「問い」の設定が重要である。

アート思考でも、いい「問い」の設定ができることは重要であろう。


アート思考が重要だとかデザイン思考が重要だとかいうのはナンセンスだと思う。思考法だけでなく、それを考える時間、実行することが重要である。


結局は人は自分の好きなことをしたいのだから、

自分の根(興味・やりたいこと)を、

突き詰めて効率化・改善していけばいい。


つまり、アート思考だけでなく、デザイン思考だけでなく、

アート思考✖デザイン思考

両方の思考を掛け合わせることができれば、

アート思考の創造性がより活きてくると思う!

自分だけのが咲くはずだ!

見えない根の部分についての雰囲気も相手に伝わるようになるだろう。


もちろん、他にも思考はあるのだから、

どんどんいいものを掛け合わせていけばいい!

そして、どんどん根を深くしっかりとはっていく。


私も本を読んで考える時間を確保し、行動してしっかりと根をはった花を咲かせたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?