医学科CBT上位10%による万人向け勉強法を紹介します!(2024年最新)

今回は、医学科CBTの勉強法を詳しく書いていこうと思います!
自分自身、三年生や四年生の初めの方はイマイチ勉強法がわからなかったので、みなさんの参考になれば幸いです!
ちなみに、私のIRTはだいたい640でした。ちょうど全国で上位10%くらいで、頑張れば誰もが目指せるラインだと思います。
自分も地方医大でコツコツ頑張った感じです。

①まずQ-Assist 、QBを購入

私は上記の2つを最後まで使いました。大学によって主流な教材は異なるかもしれませんが、勉強法は大きく変わらないと思うので、周りに合わせるのも良いと思います。
私としては、Q-Assist はサブプリントが非常によくまとまっており、やろうと思えば赤シートも使えるため、良かったです。(ステマじゃないです笑)
QBは流石に必須だと思います。
合格ギリギリを狙うならQBだけでよい、という意見がありますが、安定した合格を目指すならお勧めしません。理由は後に書きます。
購入時期は、私は三年生の夏でした。このくらいの時期に買ってコツコツやっておけば、上位は狙えると思います。上位を狙わないなら、四年生の春休みとかでもいいと思います。

②最初にやる科目を決め、QBを確認

教材を買ったら、まずやる科目を決めました。とりあえず一科目やってみないと、時間のかかり具合などがわからず、長期的な計画をたてられないからです。
私は循環器からやりました。
以降の「教材」については、国家試験用のQ-Assistだと思ってください。
まず、循環器の教材の中身をぱっと確認したあと、QBで出題内容をしっかり確認しました。
この時点で驚きました。国家試験用の教材で隅に書かれているような内容が、平然とQBに出題されているんです。
つまり、CBT上位を目指すなら、国家試験用の教材をある程度しっかりやらないといけないということです。
たまに天才がほぼQBだけでとんでもない点数を叩き出しますが、参考にしてはいけません笑
とりあえず、QBで出題内容や難易度をなんとなく把握するのが大事です。

③具体的な進め方

Q-Assistには、国家試験用とCBT用があります。
結論からいうと、時間があるならマイナー科以外は国家試験用を強くお勧めします。
前述のように、国家試験用ですらCBTの出題内容は網羅しきれているか怪しいレベルなので、CBT用の教材ではかなり取りこぼしが多くなります。
マイナー科も、本来は国家試験用の方がいいとは思いますが、私はコスパが悪いと思ったのでCBT用で勉強しました。

国家試験用には、「動画、メインプリント、サブプリント」の三つがありますが、私は主にサブプリントを使用していました。
正直、サブプリントがメインです。
動画とメインプリントは、サブプリントの理解の補助みたいな認識でした。
したがって、必ずしも動画教材を通しで見る必要はないと思います。
ただ、メインプリントと動画は、画像や難しい理論についてわかりやすく解説してくれているので、そういったものについては活用した方がいいと思います。

サブプリントを二、三周くらいして、大体覚えてきたらQBを解いてみます。
この時点ではあまり正解できないですが、QBで初めて覚えるような知識も多くあるので、あまり気にせず暗記していけばいいです。
語呂合わせはサブプリントに書き込むようにしていました。
このように、教材である程度その科目の内容を勉強し、そのあとQBとすり合わせていくのが効率的だと思います!

科目の順番としては、「基礎医学→メジャー科目→マイナー科目→公衆衛生など」がいいと思います。
基礎医学の医化学的知識は最初に身につけておくに越したことはありません。
しかしながら、あとでやった方がいい基礎医学の分野もあるので、それについてはは後述します。
メジャー科については、循環器や感染症を優先して勉強するのが良いと思います。
循環器や感染症で勉強する内容は、他の分野でもかなり必要になるからです。

なお、ギリギリ受かれば良いという人はCBT用の教材をやって流れを掴んで、主にQBで勉強するのもアリだと思います。
ただ、QBでは全く体系的に勉強できません。
書き込めませんし、別分野の忘れてしまった内容を見直すことも極めて難しいです。
したがって、かなり力技の短期記憶でゴリ押すしかなく、やっていく中で不安が残ると思います。
体系的に、理解しながら勉強したい人は、QBだけで臨むのは避けた方がいいと思います。

④スケジュール

長期的なスケジュールは、人によってスピードが違ったり、部活の忙しさが違うので、一概にはいえないと思います。
私はほぼ全科目の教材を二周してからようやく教材の三周目とQBを併用し始めたので、QBをやり始めたのは四年生の6月からでした。
流石にこれは遅かったかな、と思います。
3年生の夏、秋くらいから教材を始めて、4、5月からQBを始められるのが理想的だと思います。
しかしながら、教材を何周かしてから行うQBは効率がかなりいいため、その後の周回効率は高いです。
結局、QBは三周くらいできました。
したがって、私のように教材をしっかりやる勉強法の人は、QBに手を出せるのが遅めになるので、焦らず自分の勉強法を信じてあげるのが大事だと思います。
ギリギリ受かりたいだけであれば、四年生の春休みからQBメインで始めるのもアリだとは思います。

⑤模試

直前1ヶ月では、模試が何個かあると思います。
結論からいうと、模試は多くて二回、基本は一回でいいです。
結局、CBTでは数学のようなその場での思考力は不要で、暗記、つまりインプットが大事です。
模試はアウトプットなので、必要最低限受ければ問題ないと思います。
とはいえ、QBを購入するとついてくる模試(メディックメディアCBT模試)は受けた方がいいです。
ほとんどの人が受けるため、そこで出てくる問題は解けるようにしておいた方がいいからです。
したがって、この模試に関してはQBのようにしっかり復習しておいた方がいいと思います。
ちなみに、QBについてくる模試はかなり難しいです。あまり点数が取れなくても凹む必要はないと思います。
体感、本番の方が簡単でした。

⑥プラスαの教材

QB以外にも、さまざまな問題集がネット上にあると思います。
それらは、一般的にQBより難しい問題が多いと言われています。
目指すレベルによりますが、上位10%くらいまでなら、不要です。
不要というよりかは、やる時間がないです。
教材やQBを完璧にするので精一杯な人がほとんどだと思います。
上位5%を安定して狙いたい、というレベルの人は検討してもいいと思います。

⑦豆知識

雑多な気づきを書きます。
時間がかかる科目ですが、基礎医学、神経、循環器、呼吸器、感染症、公衆衛生、産婦人科などです。
これらは、他の科目の二倍くらいみても良いかもしれません。
基礎医学に関しては、理解が難しいにも関わらず、かなり難しいことまで聞かれるので覚悟が必要な科目です。
基礎医学に含まれる免疫、微生物はメジャーの免疫、感染症の後にやることをお勧めします。
さらに、基礎医学に含まれる薬理、解剖、病理などはメジャー、マイナー科をだいたい全てやってから勉強するのが良いと思います。
理由としては、それらの科目は様々な分野の知識を必要としているので、初めからやってもかなり理解が難しく、効率が悪いからです。
また、体感ですが、本番は時間が足りないということはあまりないです。
とはいえ、採点対象外問題に時間をかけすぎるのも良くないので、その辺りの感覚は模試で確認してみてください。

⑧最後に

医学科四年次のCBTについて、私の勉強法を紹介しました。
もちろん人によってやり方は違うので、参考になりそうなところだけ使ってもらえたら嬉しいです。
これからも医学科のあれこれについて情報発信していこうと思うので、フォロー、高評価をお願いします!

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