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私、メガネ女になる

今まで好きになった男はほとんどメガネをかけている。知的に見えるとかあるが、私はそのレンズの下に隠れたミステリアスな部分が好きなのかもしれない。

しかしメガネ女に萌えるという話はあまり聞かない。仕事ができる知的女性のイメージはあるものの「メガネをとってコンタクトに変えてみなよ。そして髪型を変えたらきっとキレイになるよ」とメガネ女は萌えるよりもダサいというイメージが先行する。それはドラマやマンガが作り上げたものだろう。この世の中の人たちへ告ぐ。

今こそメガネ女に萌える時である。

先日、メガネを作った。

パートナーからメガネのフレームをプレゼントされたことがきっかけだった。パートナーはこの世の中で一番のメガネ男だと思っている。そのメガネ男からのプレゼントだから最高にオシャレであるし、しかもパートナーがかけているものと同じブランドだ。

私は普段裸眼で過ごしている。とはいっても見えないことをごまかして生きている。その私にプレゼントしたということは私にメガネをかけてほしいというメッセージなのだろう。

俺が選んだんだから絶対に似合うはず

自信家のパートナーはそんなふうにいうけれど、鏡の中の私は私ではなかった。似合っているかどうかよりも違和感のほうが大きかった。「それはメガネ顔になっていないからだよ」と言われた。普段メガネをかけている人がメガネをとると違和感あるのと同じで私の場合はその逆なのだろう。

ただ、違和感の原因はそれではないような気がした。

メガネをかけると見えなかった遠くの文字が見えた。ぼやけていたり二重に見えていたものがクリアになった。それなのになぜか私自身が見えなくなった感覚があった。物理的に見えないわけでない。

そのレンズの下に私が隠れてしまったような感覚。これは私がメガネ男に感じた「萌え」と似ている。ただ、自身に対しても感じることに驚いた。

私が私に萌えるのだろうか。
それは幸せなことだ。

もしかすると鈍感に生きていけるかもしれない。
それは、案外悪くないと思った。

関東はようやく梅雨があけ、この先は灼熱の夏が待っている。現在は外に出る時にはマスクは欠かせなくて、その上にメガネをかけるということは慣れていないこともあり難しい。今のところは仕事と運転に限ってメガネ女になることにする。

そんな私を見つけたら、是非萌えてほしい。

◆◆

<おまけ>

メガネをかければ素晴らしい視界が得られると思っていたが、そうはうまくいかないのが「大人のおめめ」。簡単にいうと老眼である。遠近両用にしますかと言われそのレンズを試してみたが、いくらレンズの技術が発達していてもやはり通常利用するには難しいと判断した。そのため結局メガネをかけても近いものは見えない。

老眼鏡、いやリーディンググラスとかっこよく言いたい。コレに関しては100均で購入したものを利用している。作りはやはり100均ならではであるが結構使える。

そして●●●ルーペなどの拡大鏡。CMの通り大きく見えて感動するが一つ落とし穴がある。コレをかけるだけではよく見えない。メガネやコンタクトレンズなどで調整してから利用しないと、ただボケたまま大きく見える。

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るみ姉作
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【愛称:ひな姉】  あらしろひなこ(新城日向子)です。主に大人のエッセイやコラムを書いてます。 会社員、一応元リケジョ(リケジョ成分低め)。◆キナリ杯 特別リスペクト賞「読みたいことを、書けばいい賞」受賞

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