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『ずるずる行きたくない』アストン・ヴィラvsアーセナル[プレビュー]【20-21プレミアリーグ第23節】

まえがき

前節ウルブズ戦は、ファンからしてもとてもショッキングな試合でしたね。リアタイされた皆様お疲れさまでした。

笹木かおりさん(@sasakikaori13)がツイートされてた『メンヘラ製造機みたいな試合』が秀逸でめちゃくちゃ笑いました。

そんな"メンタルにくる試合"から中2日での難敵ヴィラ戦。とてもハードですね。


◇ヴィラとの因縁

ヴィラには現在2連敗中でアルテタ体制では未だ未勝利/全敗となってしまっている。さらに、その2試合ともに無得点。前回対戦に至ってはエミュレーツで0-3の敗北と最悪の相性

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また、前回対戦の敗戦は結果的に、今季前半戦のリーグ戦7試合連続未勝利(2D5L)という地獄のトンネル入り口にもなってしまいました。

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なんとしてもここは、悪い流れを断ち切るような結果、試合内容を見せたいところですね。踏ん張りどころ。


【~超簡略~アストン・ヴィラの紹介】

●4-2-3-1で、システマティックな可変はなし

●グリーリッシュ、ワトキンスを筆頭に個の力が強力で、少しでもスペースを与えると一瞬のうちに仕留める力がある

●ロングボール多めのビルドアップ

●"ブロックを轢かれた状況からの打開"にはまだ伸びしろがある。その影響もあってミドルシュート多め。

前回対戦時のプレビューです。コチラではもう少し詳しく書いてます!


事前情報

[参照]:https://www.bbc.com/sport/football/premier-league

[TEAM NEWS]

ヴィラ、アーセナルともに怪我人情報はない。

[Aston Villa]

・現在リーグ戦6試合で2勝にとどまっており、不調。

・2月の試合が大の苦手で、リーグ戦過去18試合で16敗している。

・グリーリッシュは今季の出場20試合の中で、6ゴール10アシストの16点に直接関与していて、自己ベストを既に更新している。

[Arsenal]

・前節ウルブズ戦で、リーグの無敗記録が7(5W2D)で止まった。

・前節、リーグ戦7試合ぶりの複数失点を記録した。

・今季の失点数が、シティ、スパーズに次ぐリーグ3位と好成績。


【予想スタメンと試合展望】

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◇試合展望

基本的な試合展開としては、「アーセナルがボールを保持し、ヴィラはプレスもかけながらカウンターを狙う」というものになるだろう。

そんな中、自分が注目しているポイントは、"アーセナルは如何にヴィラのカウンターを抑えるか?"というもの。

アーセナルの被カウンター時の脆さがウルブズ戦で改めて気になったので取り上げたいと思った。


というわけで⤵

【アーセナルが取るべきカウンター対策】

〇6トップと5トップの使い分け

今シーズンのアトレティコマドリードの戦い方をマネするべきだと思う。

◇6トップ

まずは6トップで試合に入る。

DFラインでミスが出るとカウンターで数的不利に陥りやすいためハイリスクだが、その分攻撃力は絶大。特に4-4-2相手ならば(5バックでないなら)ほぼ確実に得点できると考えて良いと思う。

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6トップ化にも5レーン理論を当てはめて、ハーフスペース、大外、相手ボランチ間に"居る"ことが大事になる。

余った1人は、"DFライン裏を狙う駆け引き"でDFラインを押し下げてくれたら最高。ラカ、オーバ、サカがよりプレーしやすい環境を作れるので。


◇5トップ化

先制できたら、5トップにするべき

理由は、6トップ化は「DFラインでミスが出るとカウンターで数的不利に陥りやすいためハイリスク」だから。

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誰を前線から後方に転換するか考えた時、最も適任なのはSBだろう。最も守備力があるはずなので。

ベジェリンとソアレスどちらにするか考えた時、ソアレスにすると左の幅取り役がオーバになってしまうので、消去法でベジェリンにした。


⇨こうすることで、先制してから追いつかれてしまう展開を防げる確率は高まる。アルテタの手腕に注目!

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