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住宅問題 新築を買うまえにお読みください

 今回は現代の住宅問題について取り上げてみたいと思います 

戦前の家と戦後の家は 全く別物となってしまいました 戦前は自然のものを使うことが多く 土壁 漆喰 茅葺き 麻 藁 など土に返るようなものを使い 湿度が調整できる家でした

今の住宅は石油からできている材質でほとんどがつくられています 

海外の安い合板と呼ばれる細かな木っ端をボンドで繋いだ木材などを輸入し 海外の森林を壊滅に追いやり 大量生産され続けています 

しかも。。。

ビニールクロスがはりめぐらされた 化学物質大量な『ビニールハウス』に日本人は住むようになってしまいました 


よいとされる珪藻土すら化学物質が入り込み過去に問題がおきています テレビで連日話題になった『ニ○リの珪藻土バスマット回収騒ぎ』です 私は自然の珪藻土を扱わせてもらっていますが そういう本物の珪藻土を作りつづける職人さんにとっては 迷惑な話だとおもいました 珪藻土はよくないというイメージをついてしまう人が多かったのです

空気が化学物質に汚染され 毎日少しずつ 体に毒物が蓄積し 病気の体へと向かうのです 化学物質過敏症の多くが 今の大手のハウスメーカーの住宅は住めないと声を沢山ききます 

いち○工務店や積○ハウスなど住宅の裏話をきくたびに本当に驚きます 下請け~下請けと仕事が分断されている今の住宅は問題はとても多く その新築のほとんどが化学物質でできています 新築の化学物質の量を計測してみると多くの方が驚くそうです 

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本物の天日乾燥された木でできた 化学物質のない住宅に住んでいると喘息がなおったり アトピーがなおったり 病気の改善など多くの声をきいてきました 健康で生きられる       100年以上たもてる家にすんでみませんか

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🔶🔶🔶🔶合板の問題点🔶🔶🔶🔶

 ●合板にするためには ホルマリンや薬剤が接着剤として必要とします

 ●フローリングは紙2枚ほどの厚さの木をスライスした単板を強い接着剤でプレスし表面を保護するのに強い塗装で加工して合板に農薬を使用し防虫加工をするそうです

🔶🔶合板を使うことで環境破壊🔶🔶

他国の限りある森林資源を使う
人権や環境を無視した木材入手方法
    接着剤 防虫剤 塗料               (ホルマリン・農薬 薬剤等)問題
湿気に弱い合板は高温多湿の日本に合わない


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今の木材資材は死んでいます

  今の住宅で使われている木材の多くは    高温で乾燥させた木が使われています

昔は木を切ってから 何年も天日乾燥してから使っていました 

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高温乾燥の問題点

無理に 高温で木を乾燥させるということは 木の本来の水分や効能を失ってしまうのです

60℃以上で乾燥させると木は死にます 天日乾燥や低温(45℃くらい)の生きた木を 白アリは 食べないんだそうです 死んだ木を 使うからシロアリに やられてしまうのです

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昔の大工さん

厚み約三センチの板が使えるようになるためには『一寸一年』と言っていました

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  🔵天日乾燥 

🔵超低温乾燥(40℃ちょい)

人間の3分の2が 水分でできているのとおなじように 木も生きているときは 60%以上水分を含んでいます その大量な水分は木を斬り倒してから 少しずつ抜け 最終的に『平衡含水率』といわれる15%前後になると 言われています ゆっくり 乾燥させることにより 水分が安定した 生きた木材となるのです

その生きた木材は呼吸をしています
湿気などの調整はその『生きた木』がします

💮まともに 天日乾燥させた木を 使うところは 本当に少なくなっています 新居を考えて いるようなら 是非 日本本来の木の特性が生きた 健康な家を たてることを おすすめいたします

生きた木で作られた家のなかにいると 体がとても 柔らかくなります 呼吸も深く本当に心地のよい 空間です 私は今まで食育のお客様から 家のコンサルを頼まれ 何回かお受けしたことがあります 私が理想とする家を お客様が手に入れるたび 私もいつか本物の家に 自分も住めるように なりたいと 強く思うように なりました 

今の夢です✨



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『環境破壊する』 今の住宅

危機にさらされる熱帯の森林

1960年あたりからハウスメーカーにより  安い住宅が大量に建てられ始め 東南アジアの熱帯材が大量に輸入され続けてきました インドネシア マレーシアの一部 そして最後の原生林が残るパプアニューギニアより貴重な熱帯材が今日本で使用されています
熱帯材の多くは合板として使われこのまま伐採が続けばあと数十年で皆伐されてしまうそうです

熱帯森林

 今東南アジア~北米カナダ~シベリア  タイガの森が伐られて 永久凍土からメタンが放出されて続けているようです
このまま続くと世界の豊かな緑と大地は30~40年で皆伐され尽くされてしまうと言われています

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日本の森林

いま日本の山は 長期にわたった他国への外材依存により取り返しのつかない状況となっています

30~40年先世界の森が無くなったとして  いざ日本の木をと思っても 今のように手入れがされていない日本の木は そう簡単に使えるわけではないようなのです 

森林が壊され続け環境破壊が進んでしまった今 国産材を使うよう転換の時期に来ているのかもしれません

日本の『林業』を復活させるためにも 他国の森を壊すのをやめるためにも 私たち消費者が国産の木を求めることが急務な気がしてなりません

 戦前の日本の伝統技術がわずかでも残っている今 国民がこういうことに一人でも気づけると 森林も人間も守れるのかもしれません 昔の伝統技術を持った職人さんも高齢化してきています それを引き継げる若者がもっと増えてきてほしいと切に祈ります

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天然住宅は健康の源です


💮環境問題は確かに深刻ですが 環境問題を理由に環境ビジネスが横行しています


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最後に 

私は低温乾燥(45℃)でゆっくり乾燥された 杉の木で 『米びつ』を作ってもらったことがありました それまでお米は 夏場になると虫がわいたり 臭くなったりすることがありましたが その米びつのなかに入れるようになってからは 美味しさが増すように感じています そして生きた木の米びつのなかに    他の食品をいれておくと 全く腐らないことにとても驚きました パンだろうがお肉だろうが腐らなかったのです それを見て     生きた木の中だときっと人間も腐らないのかなと思いました やっぱり自然乾燥 低温乾燥などの生きた木造の住宅に住むことがどれだけ人間にも自然環境にもメリットだらけか安易に想像できます

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日本にはまだ少ないですが よい住宅を作れる大工も 材木屋さんたち職人さんもいます         今の分断された職人 住宅業界ぜひ調べてみせんか 

私は住宅のコンサルを何度かお受けしてきたおかげで 今の住宅業界の裏のいろんな問題を知りました これからも また少しずつこちらにものせていきます またお立ち寄りください

今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました