イライラの背景にあるもの(1)

イライラは「何かを変えたいのに変えられない」ことによるエネルギーが蓄積された状態であり、最終的に「破壊衝動」に繋がることが多い。

破壊衝動は、その対象に自らのアクションによって「変化を起こせた」瞬間に満たされる。ゴムまりを投げつけるのと、ガラスの器を投げつけるのは、同じアクションでありながら、その後のスッキリ感に違いが生じるのは、そこに由来する。

よって、強いイライラを抱えた方への対応は、その人が対象に何らかの変化を与えられ、しかも出来るだけ後悔しないで済むアクションを提示することとなる。

料理は食材を破壊することで、自らのストレス解消に繋がり、更に他人からも喜ばれる可能性のある良質なアクションであり、勧めることが多い。

ちなみに、スポーツで真っ先にお勧めするのはボウリングです(笑)。

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