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365日ライカ:228 ライカSL2-SとCapture Oneでのテザー撮影

ライカにまつわる(個人的な)昨年のビッグニュースを挙げるとするならば、「Capture Oneとの提携」が文句なしの第一位です。

これによりCapture OneとライカS、ライカSL2、SL2-S、SL間でのテザー撮影が行えるようになりました。

テザー撮影とは、MacやPCとカメラを接続して行う撮影方法。

これにより撮影した写真をすぐにMacに保存し、写真を閲覧することができます。クライアント、ヘアメイク、タレントのマネージャーなどが一緒に写真を確認しながら撮影を進められるので、スタジオなどでの商業撮影においては定番のプロセスです。

そんなテザー撮影の定番ソフトがPhase One社の「Capture One」なのですが、これまでライカのカメラはCapture Oneとネイティブで接続することができず、ライカ純正ソフト「Image Shuttle」を噛ませてCapture Oneを使うか、アドビ「Lightroom」でテザー撮影を行うほかありませんでした。

しかし、Image Shuttleを噛ませてはCapture Oneの使い勝手の良さに及びませんし、「Lightroom」では動作速度があまりに遅すぎました。

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Leica SL2-S, Vario-Elmarit-SL 24-90mm

そんな中、ついにCapture Oneとライカが提携。そして、それとほぼ同時にSL2-Sが発表&発売。

「これは!」とSL2-Sに飛びつくことになりました。

実際にCapture OneとライカSL2-Sを接続してみると、あまりにスムーズで安定した接続と、2400万画素RAWデータの高速データ転送に驚かされる結果に。

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むしろ今までできなかったことの方が変なのですが、この提携には感謝しかありません。

ちなみにライカSL2-SとCapture Oneでのテザー撮影にはちょっとした注意点があることを見つけたので、次の記事でシェアしようと思います。


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