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54字からの始まり

今ワクワク夢中になれるものの一つに、絵を描いたり、色を塗ったり、がある。私のキャンバスは、画用紙でも白紙でもなく直感で撮影した景色、道具は色鉛筆でもクレヨンでもなくipad pencilだ。

私がこのワクワクをわたしの形にした「はじめの一歩」は遡ること2018年。
その年の年末にカメラを購入し、自分の直感に引っ掛かった景色の撮影をスタート。その写真から、自分の内側に湧いてくる言葉を『54字』でまとめ、instaで投稿を始めた。
私の在り方に関することを54字の物語で凝縮し、54字エッセイ、54字ポエムみたいなスタイルになっている。

なぜ54字なのか?

当時『54字の物語』という本を買った。読む側も読みやすく、54字の中に詰まった言葉から色んな想像を繰り広げることができた。文字数の制限がある中で、『どれが私の真実なのか?』自分にその問いかけをするやり取りにも効果的だった。


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そして、去年2019年の4月、母親の機種変更をするため携帯ショップへ行き、そこで初めてiPad miniとiPad pencilと出会い興奮した。

ipad pencil で自由に手を動かせることをただ純粋に楽しい!と感じた。私自身は機種変更の予定は全くなかったが、当時のiPhonから、ガラケーとiPad miniに分けたことは予定外の行動で今に至る。


変更した当初、空白に絵を描いたりしていたが、その内、カメラ撮影と絵を描くことが融合され、自身の直感に引っ掛かった景色から映像が浮かび上がってきた。


言葉から映像へ。
私がいたのは『もしもの世界』で、この景色がもしもこんな風に見えたら?!と、取った写真を「Sketches」というアプリとiPad pencilを使って加工し自由にかきはじめた。

全て直感。自身のアンテナに引っ掛かったものを、ただ気の向くままに表現していった。
これは自分との対話の一環で「自身の内側に潜り、そこから拾いあげたものを外側に表現していく」形になっていった。



私は、自分にとっての真実に色を塗り、言葉を混ぜ、自分が咲かす花の色を感興に沿い探すことに夢中になった。

もしも、私が白い花だとしたら、そこに楽しいこと好きなことの色を決め行動していく、行動することでその色が自分に塗られていき、私が咲かしていく花の色が完成に近づいていく。


色塗りを始めた一歩が「写真を撮ること」で、これが豊かさの一歩だったのだと思う。

自分の直感や想い、自分がワクワクすることを大切にし、そのワクワクを自らの選択で行動にうつしていくことで自分を愛するようになる。


自分を愛し始めたその時から、手にする可能性は広がりを見せ始め、言葉や映像が溢れ出てきた。それらを外側に出し続け、目に止まった誰かのココロに触れたり、白い花が好きな色に塗り替えられたとき、私の存在は「彩り豊かな姿」に変貌を遂げる。


ゆたかさってなんだろう?
私が出したこの答えを、これからもずっと満喫していきたい。
今私がこの場所で言葉を出す事は、54字では収まらなくなったからかもしれない。ゆたかさも次から次に形を変えていくもの。けれどその根っこは、『自分を愛する』事じゃないだろうか?



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