体験セッションの事前準備やってる？
こちらのNOTEでも「体験セッション募集」の投稿をされている方がたくさんいらっしゃいます。色々な方法でクライアント募集しているコーチの皆さんを拝見すると、「コーチングを世に広めたい同士」のように思えて、私は心から応援したくなります。
もしも、
「体験セッションから契約になかなか繋がらない…」
そんなお悩みを持っている方がいたら、と思い今日はこれを書いています。
体験セッションはお見合いの場
よく耳にする失敗あるあるが、クライアントが体験セッションで満足しきって帰ってしまう事…。もちろん全力でクライアントに向き合い、最高のセッションを提供することは素晴らしいことです。
一方で、体験はあくまでもお試しです、コーチの人となりとセッションの進め方を理解いただいた後は、私のコーチングを継続的に受けるとこんな良いことがあるよ！という未来を見せてあげることが大切です。
（詳細はこの後の「継続した後の未来を見せる」で）
プロファイリング
体験セッションのお申込みが入ったら、皆さんはどのような準備を進めていますか？私はまず初めにアセスメントシート（なぜコーチングを受けたいのか、どんな価値観を持っているのか、などを質問したシート）へのご記入をお願いします。また、その方をより理解するために、ネット検索でその方の活動や人となりなどを可能な限り調べます。なぜそんなことをする必要があるのか…
理由その①
クライアントとのラポールを築くため。
人は共通項目や共感してもらえることが多いと相手とのラポールを築きやすくなります。事前の調べでどんなポイントでお相手の方がどんな価値観を持ち、どんな好みやなどがあるのかを知っておくと、より距離が近くなれるでしょう。
例えば、出身、ライフステージ（子育て中、介護中など）、趣味、好きな物、などなど共通で盛り上がれる会話があるかどうかを事前に確認しておきます。
理由その②
クライアントのプロファイルを調べることで、その方のお悩みの仮説を事前に用意しておきます。お悩みの仮説がいくつかできれば、継続セッションのメニューを事前に準備しておくことができるからです。
継続した後の未来を見せる
体験セッションをの最後には、継続セッションのご案内を入れるようにしましょう。その際に大切なのは、継続セッションでは具体的にどのようなことができるのか（もちろん一例として）、そして継続セッションを受けることでクライアントがどのように変化できるのか、どのような素敵な未来が待っているのか、をクライアントにイメージさせてあげることです。
まさにクライアントのありたい姿を描いてあげる、これはたくさんトレーニングしたコーチの皆さんの得意分野ですね。
いかがでしたか？
体験セッションはこーちにとってとても貴重なリソースを割いて実施しているものだと思います。この貴重なリソースを無駄に終わらせないためにも、しっかりと準備をして、本当にクライアントが必要としている物を提案してあげることがお互いにとってWin-Winの時間になることでしょう。
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