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苦しい経験も財産になると思えるか


「コーチとしてのリソースがまた一つ増えましたね」

これは以前、失敗で落ち込んでいた時にコーチが私にかけてくれた言葉。
私はその時、コーチのその言葉で心がパッと明るくなったのを覚えています。コーチのその言葉通り、その時の失敗談は今では講師として、コーチとしてクライアントを励ます時のネタになっています。
「私も●●●な失敗を経験しているから、○○○さんも乗り越えられるよ、大丈夫…」と…。
最近では、苦しい経験や失敗をするたびに
「コーチとしてのネタが増えたな…」と思えるようになりました。

失敗や苦労はステップアップの時

私の持論ですが、成長とは必ずしも直線的ではなく、階段の様にあるとき突然ブレイクスルーするものだと思っています。
そしてそのブレイクスルーの直前に何かしらの苦しい経験や失敗経験がきっかけとなることが多い。

成長のパターン

これは私自身が実際に体験したことです。
例えば…
職場の人間関係が上手くいいかないことが理由でコーチングを学んだり
資格の試験に落ちたことで学びに対する向き合い方が変わったり
苦しい体験や失敗をきっかけとして自分の行動が分かり、その結果一気に成長したことが過去に何度も起きています。


苦しい時にこれはチャンスだと思えるか

何か物事が上手くいかなかったり、失敗をした時に、これは成長のチャンスだ、と思えるかどうか。そしてその状況すらも楽しむことができる人は、その後の成長のふり幅が大きいです。
私の周りには色々なチャレンジをしているコーチがたくさんいますが、
ご自身の座右の銘を「人間万事塞翁が馬」にしている方が多いです。
そして言葉通り、ピンチだと思っていたものでも必ずチャンスに変えてステップアップしていく方たちばかりです。こうした経験は挑戦し続ける事や失敗のリスクも覚悟の上で何かに取り組む勇気があって初めて手に入れることができる経験です。

「ピンチがチャンス」を経験した人こそクライアントをサポートできる

コーチという仕事をしていると、クライアントのピンチに立ち合うことが幾度とあります。コーチの皆さんはクライアントが向き合っているピンチをどのように捉えているでしょうか?
私はクライアントがピンチでソワソワしている場面をみても、このピンチをクライアントは必ずチャンスにすることができると心から信じることがで来ます。それはこれまでのピンチ、苦しい事、失敗も全てその後のチャンスや成長につなげられた経験があるからです。

コーチである皆さんは、いまどんな挑戦をしていますか?






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