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私のマインドフルネス方法


【コーチのコラム (私のマインドフルネス)】
我が家のすぐ隣には、フィットネス付きの区立体育館があります。長らく改装工事でお休みしていた体育館が先日リニューアルオープンしたので、運動不足解消に久しぶりにスタジオプログラムで、ラテンミュージックで踊るシェイプアップクラスに出てみたのです。

昼間の時間帯、なかなか年齢層が上の、大先輩たちに混ざり、久しぶりのスタジオプログラム。
音楽は始まった瞬間、ノリノリのインストラクタが「オッケー、今日も張り切っていきましょうー!」とテンションマックス。

始めは少し戸惑いながら参加していた私も、好みであるラテンミュージックだったことや、コンビネーション(振付け)のレベルが今の私にはちょうどいい感じであったことが相まって、私の集中力がどんどん上がっていくのを感じ始めます。

動きづづけて20分以上、汗もだらだら、心拍数もかなり上がってきたところで、音楽とダンスの動きに完全に体が一体化するゾーン状態に入り込んでいたことに気づいたのでした! そこから約30分間、ひたすら音楽とからの動きに集中する究極のマインドフルネス。


久しぶりに「これだ!」というなんとも表現しがたい、爽快感に襲われたのでした。


「マインドフルネス」という言葉が一般的に使われるようになって、かなりの時間が経過しましたが、「マインドフルネス」というと瞑想やヨガなど、静かな場所でひたすら自分と向き合う事が主な方法であると思われがちです。私自身、マインドフルネス(つまり「今この瞬間に集中すること」)の大切さはとてもよく理解しているのですが、瞑想がなかなかうまくできない。何より「楽しい!」とか「スッキリした!」といったプラスの効果を体感したことがなく、なかなか進めようと気持ちになれ買ったのです。

今回踊りながら「これだ!」と感じ分かったことは、
マインドフルネスの方法は人それぞれである、という事です。瞑想ではなくても、自分の呼吸に集中しなくても、たとえ大きなビートの響いた音楽中でも、激しく体を動かしている途中でも、「今この瞬間」をしっかりに集中している状態が作れていれば、それで十分じゃないか!そんな気付きを得る事ができました。

子どもを出産するまでは、エアロビ・サルサ・ベリーダンスなど、常に何かしら踊る時間を確保していたの私、当時は認識していませんでしたが、あれば自分にとって、マインドフルネスのために必要な時間だったです。そんな意味に気づくことなく、出産後は「忙しい」を理由に自分にとって必要不可欠な時間を確保していなかったことに反省! 

「私は踊っていなきゃダメなんだ!」

と、改めて自己認識する、経験となりました。
皆さんにとっての究極のマインドフルネスは何ですか?
もしかすると、それは瞑想でもヨガでもなく全く別のところにあるのかもしれません。


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