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読書レポート「シン・二ホン」を読んで

今日は大好きな安宅和人さんの本をご紹介したいと思います。
「シン・二ホン」
この本、久しぶりにかなりの衝撃をうけました。

何故受けたかって…
何より、世界の中で今の日本のヤバさをデータと共にあたらめて実感した上で、そこに希望の光を安宅さんが提案してくれているからです。


本の中で特に私の心に刺さった内容

【現状】
世の中はすべての産業化データxAI化する、新たな革命フェーズに入った。
このフェースの中で生き残るために必要なのは、AIにできることとヒトにしかできなことを把握し、人にしかできないこだわりや温かみの実現を目指すことがポイント。
(※ヒトにしかできないこと、の詳細は是非本書でご確認いただきたい)

テクノロジーが大躍進を遂げたこの15年間、日本は他の先進国に比べて、とくにICT分野において(実はそれだけではないが)一人負けを続けてきた。
(※本書ではデータを基にその根拠を確認できます)
このままいけば日本は先進諸国からは外れ、落ちぶれてしまう。

では、日本はこの先衰退する一方なのか?


【これからやるべきこと】
安宅さんは「日本にはまだ勝算がある」という。
何故なら、日本人はこれまでの他国が起こした革命を受け入れて、それを加工・発展させてのし上がってきた国だから。そしてその発展のために不可欠な「妄想力」は他のどの国にも負けないからだ。

では、日本か再びたちあがるためにやるべきことは何か。
・眠っている人材の活用
・ITリテラシーを上げる教育改革
・科学技術発展に向けた国家予算の配分


【最終的に目指す未来】
最後にSDG'sとSociety5.0について
技術の力を使って、自然と共に豊かに人間らしく暮らす空間を生み出せる。

(※内容に関する表現は私なりの言葉で変換してものもあります)


この本の良い所


この本には、現状把握をするため、たくさんのデータ、
そして、今後課題解決していくための対策が現実的な数字と共に考えられています。安宅さんの頭の中は壮大で、書かれている内容で自分では理解ができない部分もたくさんあります。でも、そんな壮大な本だからこそ、人それぞれに刺さる大切なメッセージが色々なところにちりばめられている本です。


私がこの本を皆さんにおすすめしたい理由


安宅さんの描く未来は
日本国民誰もが認識し、総動員で進めなければいけない内容だからです。


お子さんを持つ親御さんであれば、数学を勉強する大切さをお子さんに教えてあげられるでしょう。

有権者であれば、こんな日本の将来を作るために頑張ってくれる政治家に投票できるでしょう。

これからの未来を希望のあるもの変わって欲しいと願うすべての人すべてへ、日本の未来は明るい!ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊です。


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