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【2022年6-7月】Notion アップデート情報徹底解説

みなさんこんにちは、Notion 公式アンバサダーの円谷です。

2022年7月も Notion のアップデートがたくさんありましたね。細かい UI / UX のカイゼンから新機能追加まで、さまざまなものがリリースされました。

アップデート情報はツイートでも紹介しているのですが、ツイートだけだとわかりにくいところもあると思うので、note 記事でもアップデート内容について note 記事でも詳しく解説してみようと思っています。

アップデート情報ページのスクリーンショット

なるべく実例(実際に僕がどのように活用しているのか)込みで紹介できればと思っているので、ぜひこれを機に Notion の最新機能のキャッチアップをしてみてください。


同期データベース機能

まずはじめに紹介するのが同期データベース機能です。6/29 リリースから、オープンβ版の提供が開始されました。開発者がよく使うツールである Jira と GitHub で同期データベース機能が使えるようになっています。

GitHub の PR リストを同期データベース化

使い方は簡単で、GitHub だったら PR リストのページ URL を Notion に貼り付けるだけ。貼り付けたあとに「データベースとして貼り付ける」を選択することで、GitHub のと Notion のデータベースを同期させることができるようになります。

ステータスが Open のものだけフィルタをかけて表示しているようす

Notion のデータベースとして扱うことができるので、レイアウトの変更や、フィルタの追加などの操作が可能です。実際に使うときは、State が Open のもののみをフィルタして表示するような運用が多くなるのかなと思います。

ステータスプロパティの追加

つぎに紹介するのがステータスプロパティの追加です。

ステータスでグルーピングしたかんばん形式で YouTube のコンテンツ管理をおこなっている

ステータスオプションは、日本語モードだと、 未着手 、 進行中完了 というカテゴリ別にグループ化されて、データベースアイテムの整理やグループ化、フィルタリングなどが簡単にできるようになります。実際に、僕の YouTube の進捗管理もこの3つのステータスをうまく使って実行しています。

実際にステータスプロパティを使用しているようす:Notion の台本管理ページ

未着手 、 進行中完了 のカテゴリ中には、さらに詳細なオプションを自分で定義することができます。僕の場合は上のスクリーンショットのように、YouTube の公開までの進捗状況を管理するようにしています。オプションは色を付けることが可能なのでカテゴリ別に色を付けることで見やすくなるのでオススメです。

コマンドからページを複数列レイアウトに

つぎに紹介するのが、コマンドから複数レイアウトにできる機能です。いままではマウスやトラックパッドで、こんな感じで操作しないと複数レイアウトを作ることができなかったのですが、今回のアップデートでキーボード操作からでも複数レイアウトを作成することができるようになりました。

従来の複数列レイアウトの作成方法(ドラッグアンドドロップを使用)

ブロックを複数選択して、「複数列」を選択することで複数列レイアウトが作成可能になりました。ちなみに、ブロック数が6個以上だと「複数列」の選択肢は表示されないみたいです。この方法で作成できる横並びの上限は5までっぽいです(ドラッグアンドドロップすれば無限に作成可能)

「複数列」の選択肢が新たに追加されている

ちなみに、スラッシュコマンドからも複数列レイアウトが作成可能になりました。/column と入力することで、複数列レイアウトが作成可能です。/column2 /column3 と数値を付けることで、2列、3列のレイアウトが即座に出来あがります。メチャメチャ便利なコマンドなので是非覚えましょう。

スラッシュコマンドから複数列レイアウトを作成しているようす

サイドピーク機能

さいごに紹介するのがサイドピーク機能です。これが本当に最高の機能で、毎日のようにこの機能を使っています(ありがとう Notion の開発者さん)いまのブログ記事の下書きも、このサイドピーク機能を使って書いています。

サイドピーク機能を使ってこの記事の下書きをしているようす

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