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狐につままれたような…

皆さまこんにちは。

すぐに読了しました。

説得できる体験談はある

Amazonで書評を見るとすごく高い評価を受けているようです。この方が体験してきたさまざまなこと、死の間際まで追い込まれた経験などが語られていますので、年輪を経て語られる「重み」はあります。ほかの方の体験もいろいろ紹介されています。

この方の著書を何冊も読めばまた見方も変わっていくのかもしれませんが、初めて読んだ身としては、(表現は悪いのかもしれませんが)少し狐につままれたような気分です。

半分ぐらいは「?」のままで、まったく内容を消化しきれていません。

ただそのなかでも少し参考にできそうだと思ったのが、失敗体験について。

概略を言うと、失敗体験=失われた体験ですが、そのなかにも、「失われなかったもの」や「与えられたもの」があり、それに目を向けよう、ということだと思います。

それを積み重ねれば、単なるネガティブな体験に終わらせることなく、ポジティブな体験に変えていくことができる。逆境や挫折を糧として成長していける、とあり、ある力士(元大関)が大ケガを克服した談話が書かれています。

照ノ富士関の大復活

筆者があげている大関とは違うと思いますが、これを読んですぐ思い浮かんだのが照ノ富士関です。

大ケガと病で、大関から陥落したどころが元大関としては考えられない番付まで陥落しました。が、今年幕内優勝を果たすまで復活。身体の外面だけではない「強さ」を身につけたような気がしました。

優勝した時のコメントも、苦しい思いをした人だからこそ得られた重みを感じました。

私には成功体験がほとんどなくて、失敗ばかり(照ノ富士関の体験に比べれば遠く及ばない挫折ですが)。

ただ、「成長」は失敗をした後に得られるとも書かれています。

あまり見つめ直したくもない失敗もありますが、挫折の中にある「失われなかったもの」や「与えられたもの」に目を向けられるか、少し考えてみようかな。。。

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