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【本】シューマッハー『スモール イズ ビューティフル』

みさ

台風は大丈夫でしたか?私の住む埼玉は午前中荒れました…授業をオンラインに切り換えてもらう。
移動時間がなくなった分、こちらの本を。

E・F・シューマッハー著、小島慶三・酒井懋訳『スモール イズ ビューティフル』

最近、斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』が流行るなど、「脱成長」とか、従来の資本主義のありかたに疑義を示す声が目立つようになっていていますが…、
もっと前から言われているじゃん!という驚き。

副題に「人間中心」とありますが、人間らしさって小さい規模でないと実現し得ないのだろうな、とつくづく感じます。

ただ、理念は激しく同意!なものの、人々の意識を変えることが、各々の自助努力や工夫だけで実現するのかな…というのはやや不安があります。
以下の引用、共感できるもののこうした意識変化が利益にもつながるものでないと、中々難しいのかなとも思います。

貪欲と嫉妬心を捨てるには、何から手をつけたらよいだろうか。たぶん次のようなことだろう。自分自身の貪欲と嫉妬心を弱めること、ぜいたく品を必需品にしないようにすること、現在の必需品を見直して、その数を減らしたり、質を簡素化すること。

シューマッハー 1986:50

ぜいたく品は、必需品ではないと分かっていても、人間関係を保つ上で持たざるを得ない場面ってあると思うんですよね…。
飲み会とか、旅行とか、安い店を選びづらい雰囲気ありませんか?笑
(コロナ禍でだいぶ精査されたかと思いつつ。)

遠い道のりとは思いつつ、消費行動が変われば、生産もかなり抑制されるのだろうとは思います。
少なくて良いと思えば、長時間労働してお金を稼ぐ必要も無くなるし、その分自由な時間も増えるし…、お金ではない豊かさって多いはず。
いやー、この本は秀逸!!

* * *
台風は午前中には過ぎ、午後は久しぶりに図書館に行かれました。
本を沢山借りられて幸せ…♡
肩が痛いのでこの辺で。

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