みさ

埼玉在住、だけど贔屓のチーム⚾は東京ヤクルトスワローズ。 5年間の会社勤務→(現在)大学院で子どもの居場所について研究/NPO。本やセミナー、映画など刺激を受けたことについて投稿します。 地域の中の居場所が増えること、居場所に関わる人がごきげんになれることが、私の幸せ。かも。

みさ

埼玉在住、だけど贔屓のチーム⚾は東京ヤクルトスワローズ。 5年間の会社勤務→(現在)大学院で子どもの居場所について研究/NPO。本やセミナー、映画など刺激を受けたことについて投稿します。 地域の中の居場所が増えること、居場所に関わる人がごきげんになれることが、私の幸せ。かも。

    最近の記事

    【本】居場所カフェ立上げプロジェクト編集『学校に居場所カフェをつくろう!』

    こんばんは。note の投稿をサボっている間にもう師走…。 何だか早いですね。本日はこちらを読了。 居場所カフェ立上げプロジェクト編集『学校に居場所カフェをつくろう!』 「校内居場所カフェ」とは名前の通り、学校(本書では高校内の事例が主でした)の中に併設されているカフェのことで、生徒は授業時間外の休み時間や放課後の好きな時間にふらっと立ち寄って、カフェのスタッフなど様々な大人と話したりお茶したり、その他様々な活動に取り組んだりできる場所のことです。実施主体はNPO法人など

      • 【本】中村高康『暴走する能力主義』

        こんばんは。朝晩は寒いですね…。 本日は移動中にこちらの本を。新書ながらに読み応えあり!です。 中村高康『暴走する能力主義』 これからの時代に必要な能力は何か?常に求め続けようとしているのが現代社会の特性である、という立場の本書。 ・「キー・コンピテンシー」「非認知能力」などに表される抽象的能力は、そもそも測定できるものではない。 ・これらの言葉は名前が変わっているものの、本質的にはさほど変わらない。 ・これからの時代に求められる、というよりも今までもずっと必要とされて

        • 【本】マリー・ウィン『子ども時代を失った子どもたち』

          こんにちは。暖かい日曜日ですね~午後は雨らしいですが…。 先日、こちらの本を読了。 マリー・ウィン『子ども時代を失った子どもたち』 ジャーナリストでもある著者が、子ども・親・教師へのインタビューを通して、子ども時代や子どもを取り巻く環境の変化を明らかにしたものです。 「無邪気で中性的」というかつてのイメージとは異なり、セックスへの関心が高くなったり、暴力的なことへの抵抗が無くなったりしているのが現代の子ども。 こうした変化は、今では当たり前になりつつある、更に進行してい

          • 【ウェビナー】日韓シンポジウム「日韓における食支援を基本とした子どもの地域生活支援の展望を探る」

            こんにちは。本日の午後はこちらのシンポジウムを視聴。3.5時間…長いけど、大変刺激的な内容でした! (受けたてホヤホヤのまとまらない感想であろう点どうかご了承下さい) 日韓シンポジウム「日韓における食支援を基本とした子どもの地域生活支援の展望を探る」 少子高齢化が急速に進む日本と韓国における、子どもへの食支援の現状と課題についてを、 ①湯浅誠氏と尹惠美氏の基調講演、②日韓それぞれの事例報告、という構成で伺うことができました。 中々単純な比較はできないことを承知で、大雑把

            【本】鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』

            こんにちは。本日は気持ちの良い秋晴れでしたね。大分涼しかったですが…。 昨日移動中に読んだこちらの本をご紹介! 鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』 コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。 小学生のカナメを主人公としたストーリーを事例に、メソッドが分かりやすく説明されます。(小学生にできるなら、私にもできる?とまでは思えない、カナメは大変物分かりの良い子でした…) 1on1ミーティン

            【雑誌】TURNS Vol. 55

            こんばんは。本日は少々時間にゆとりがあったので(いや、余裕こいてる場合やない笑)、スタバの新作を試しながらTURNS の最新号を読みました。 ちなみに新作モカは甘酸っぱくて美味しかったですが、やはり量が多くてsmall で良かったなと若干後悔。 『TURNS Volume 55 特集:地域を幸せにするビジネスのつくり方』 行ってみたいなぁ!と思う事例の数々…。 テレワーク環境を欲している私としては、ついコワーキングスペースがあるところに惹かれてしまいます。福島県郡山市にあ

            【本】影山知明『ゆっくり、いそげ カフェからはじまる人を手段化しない経済』

            こんばんは。久々の投稿となってしまいました💦 今日はこちらの本を読みました。 影山知明『ゆっくり、いそげ カフェからはじまる人を手段化しない経済』 西国分寺でクルミドコーヒーを営む影山知明さんによる著書。 経済のあり方を再考させてくれる本です。 ・利益はお金だけではない。 ・「利用し合う関係」から「支援し合う関係」へ。 ・時間をかけてこそ、良い物・良い仕事が生まれる。 などなど、刺さる記述が数多くありました! 「人に仕事をつける」という考え方も印象的でした。 仕事をず

            川名壮志『記者がひもとく「少年」事件史』

            こんばんは。久々の投稿です。今日は大学、帰り道にこちらの本を。 (紹介される事件の一つひとつが重くて気分が沈んだので、読後は洋服を見て帰りました) 川名壮志『記者がひもとく「少年」事件史』 新聞報道による少年犯罪の報道や言説がどう変遷してきたか、ということを概観し、それを通して少年がどう捉えられてきたのか、を明らかにした本です。 永山則夫事件などでは、犯行の理由として少年の生い立ち(貧困や虐待)に着目する報道が多かった。しかし、現代では、加害者への精神鑑定が行われ(そも

            【シンポジウム】子育て応援フードパントリーを考える

            こんばんは。ゼミ発表の準備でnote 更新どころではなく、 ゼミ発表が終わったら終わったで無気力症候群に襲われています…。 そんな中、本日の午後はこちらのシンポジウムに参加しました(オンラインで)。 「子育て応援フードパントリーを考える―埼玉モデルの今までとこれから」 なんだか目から鱗の連続でした。 フードパントリーってコロナ禍で注目されるようになったイメージでしたが、草場さんのように活動されている人や、内田さん、駒形さんのようにその活動を支えている人が、それ以前から居

            【本】石川結貴『子どもとスマホ』

            こんばんは。今日から10月!とは思えない、暑さでした…。 移動中や、就寝前の読書にこちらを。 石川結貴『子どもとスマホ』 今の子どもたちがどのようにスマホを使って、またリスクに直面しているのか、カルチャーショックの連続でしたが、現実を知ることができました。 私も、ユースワークをやってきたつもりで、全然知らないことだらけだったな、と気恥ずかしくなります…。 「JKビジネス」などインターネットを介した犯罪は、子どもたちの承認欲求を利用しているという指摘、ぞっとしました。

            【本】濱島俶惠『子ども介護者』

            こんばんは。しばらく、更新を怠っておりました…。先週末は出張やら、今もゼミ発表の準備やら、中々気が休まりません。 本日は移動中に、濱島俶惠『子ども介護者』を読みました。 筆者らが行った実態調査による量的なデータと、筆者が当事者に対して行った聞き取りによる質的なデータから、ヤングケアラーの概観を掴むことができます。 実態調査を見ると、軽い家事の手伝いが大部分とのことで、思っていたよりもライトな事例が多いのだなと、正直ホッとした部分もありました。ただ、一方で学校がある日です

            【本】相澤真一ほか『子どもと貧困の戦後史』

            こんばんは。今日は一気に涼しくなりましたね…。 移動中にこちらの本を。 相澤真一・土屋敦・小山裕・開田奈穂美・元森絵里子『子どもと貧困の戦後史』 子どもの貧困が着目されたのは2000年代後半からですが、それより前から子どもの貧困問題は存在しており、けど可視化されてこなかった。こうした歴史の流れを明らかにした一冊です。 子どもの貧困問題を語るときに、どうしてもOECDの国際比較が公表されたぐらいの時期(2008年頃)以降に焦点を当てがちだったので、長い時間軸で見られたのは

            平谷英明『一番やさしい地方自治の本』

            こんばんは。今日は一気に涼しくなりましたね。 個人的にはこれぐらいの気候が毎日続いてほしいと思う…。 今日はこちらの本をば。自治体の支援をテーマに修論書きながら、地方自治に関する基本知識が乏しいなーと思って。 平谷英明『一番やさしい地方自治の本』 中学高校の公民の授業なんかでもやったような内容なのだろうけど…ほとんど覚えてないなー…、みたいな私でもついて行かれたので「一番やさしい」は本当だと思います!笑 個人的にはやはり、民間がどう参画するか?どう協働していくか?とい

            【本】シューマッハー『スモール イズ ビューティフル』

            台風は大丈夫でしたか?私の住む埼玉は午前中荒れました…授業をオンラインに切り換えてもらう。 移動時間がなくなった分、こちらの本を。 E・F・シューマッハー著、小島慶三・酒井懋訳『スモール イズ ビューティフル』 最近、斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』が流行るなど、「脱成長」とか、従来の資本主義のありかたに疑義を示す声が目立つようになっていていますが…、 もっと前から言われているじゃん!という驚き。 副題に「人間中心」とありますが、人間らしさって小さい規模でないと実現

            【論文】成澤雅寛(2018)「学習と居場所のディレンマ」

            こんにちは。今日はほぼ終日論文やら、2週間後に控えているゼミ発表の準備やら…。当面、落ち着いて本を読む時間が取れなさそうなので、論文レビューをしたいと思います。 本日検討するのは、成澤雅寛(2018)「学習と居場所のディレンマ」です。 教育社会学会誌にも載っている、非常に秀逸な論文…。子どもの居場所を研究する者は必読の一本だと思います。原文はコチラ。 この論文は、非営利民間団体が実施している学習支援の取り組みに着目して、その意義と限界を明らかにすることを目的に書かれたもの

            【本】志水宏吉『ペアレントクラシー』

            こんにちは。台風、大丈夫でしょうか…? 私が住むところはまだ曇りです。図書館に行きたいけど、行かれるだろうか…。 昨日、帰りの新幹線で志水宏吉先生の近著を読みました。 志水宏吉『ペアレントクラシー 「親格差時代」の衝撃』 どんな家庭に生まれるか?によってその後の人生が変わる、という現実は、最近は「親ガチャ」とも言われていますが、その実態と解決するための方策について、分かりやすく書かれています。 志水先生の本は本当に分かりやすい。大学院入学前の私ですら、志水先生の本は理解