見出し画像

日本の若者はもっと広い視野を持つべき

私は日本の田舎町に生まれ、15歳まで田舎での生活に何の疑いもなく日々を過ごしていた。

しかしある時、私はふと気づいてしまった。

学校の教員から近所の人々、私の知るほぼ全ての大人たちが、将来を見据えた考え方をしておらず、ただ漠然と目先の事にしか考えられていない状況に陥っている。

この事実を把握すると同時に、私もこのまま何も行動を起こさなければ、間違いなく数年後には彼らと同じ状態になっている可能性があるという危機感を抱いた。

昔から好奇心は強い方で、色んなことに疑問を持つと追及したくなる性格だが、この時の気づきは私の人生を大きく変えたきっかけだと思う。

だが、この違和感に同級生の友人たちは気づく事もない。

当たり前だが、田舎の子供たちはそもそも与えられる情報量が極端に偏ってしまったり、情報の鮮度が悪く正しい情報が入手しづらい状況にある。

昨今はスマホの普及により、情報は入手しやすくなったとはいえ、偏って情報を取りに行ってしまう習慣というものは、なかなか外しづらいものだ。

私が自分の人生を生きようと誓った、15歳の夏の時。

自分の周りで手に入りにくい情報や、勉学の領域を広げる為にとにかく行動した時は、スマホなど無かった為、図書館や塾の講師、大学へ足を運び教授から世界の広さと人間の可能性を学んだ。

この程度の情報であれば、現代人ならすぐにスマホで収集できるものだが、当時は足を使わなければ何も手に入れることはできなかった。

今の世の中は情報が取りやすい状況ゆえに、若者が地域の特性に縛られ情報を偏って取得する傾向がある。

私は大学行くお金が無かった時、学生でもお金を借りる方法 を必死になって探し、何とか費用を工面したものだ。

苦労話をしたいわけではなく、そのような経験から得られる知見は人生を生きる上で、いくつも応用の効く知恵となる。

私は海外で9年生活していたが、その経験があるだけでどんな場所に行っても常に最高のパフォーマンスを出すことができる。

それはあらゆる経験と知識を蓄え、それらを総合的に活用しているからに他ならない。

日本の若者の中にも、活動的で世界を股にかける人も増えてきていると思うが、私は日本人としてもっと多くの若者が広い視野を持つことで、世界と対等かそれ以上の力を発揮できると思っている。

私たち日本人の特性というのは、海外の人からすると驚異的な能力に発展するポテンシャルを持っている。

日本の若者たちよ。もっと自信を持ち、恐れることなく挑戦してほしい。

今現在、そんなことに元々興味はないし、世界を見渡して見たいと思わないかもしれないが、それは今現在の君の視野と考えだけの判断に過ぎない。

百聞は一見に如かずという言葉がなぜあるか?考えたことはあるだろうか?

自分が興味を持ったものは、聞くよりも見たり触った方が感動が多いという実体験は、ほとんどの人が日常生活の中でも感じている、まぎれもない事実だ。

私は君たちに、世界を自分の足で回ってもらいたい。それを実施した時に、君に後悔させることは無いと約束しよう。

そしてそれこそが、日本を強くし、世界と対等に渡り合える人を育てる第一歩のように感じている。

このノートを読んだ人に、何か一つでも刺さる1文があるならば、次回はさらに具体的な話をしようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?