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家庭科のみらいのイメージ


これからの家庭科のイメージ

みらい家庭科ラボを立ち上げてから一度まとめてみたかった未来の家庭科のイメージをまとめてみました。

家庭を持つ事が当たり前だった「家庭の時代」から「個の時代」になりつつある今、ずっと〈家庭科〉という科目の名前に違和感を感じて来たからです。

横文字満載でイメージを刷新出来るとしたら、私の家庭科のイメージは画像のような感じです。

薄い緑の付せんは今の家庭科の分野を書き出したものですが、大体網羅されていて、これら全体にSDGsやSTEAM教育、各種の思考法やコーチングやオンラインツールなどをうまく絡ませていくというのが時代に合った流れのように思います。
(では、自分でやれるかと言われるとオンラインツールは大人数の生徒達相手には、とても無理そうですが…。情報の先生にサポートしていただく必要があるかと思います。在職中は無理をお願いしてサポートしていただいていました。情報の先生、ありがとう。)

在職中「布村先生の授業は社会に出てから聞くとすごく役に立つと思う」と言われた事があります。
当時は、生徒達が社会に出た後に少しでも役立つように、この図に書き出したような事を意識して授業をしていたので社会に出る前の高校生には響きにくかったのだろうなと反省してます。

当時、夏休みの課題として出していたホームプロジェクトも、今考えると家庭や家族にあまりにこだわる事はなかったのかもしれません。

ホームプロジェクトは家庭生活から枠を広げて個々の”マイ”プロジェクトから”地域や社会”のプロジェクトまでOKとし、幅広いテーマの中で選びながら最後は「自分事としてどう生活行動を変えていくのか?」という結論に結び付ければ十分、生徒達にとっても取り組みやすかったのかもしれないと思います。

かなり先の話になりますが、もう一人の家庭科の先生と運営している〈みらい家庭科ラボ〉の来年3月のセミナーはテーマを「カリキュラムデザイン」としています。

その時にカリキュラムデザインについて運営スタッフ2名の資料をシェアさせていただきながら参加者の皆さんと一緒に、家庭科のカリキュラムについて考えていければと思っています。

セミナーも含めた「みらい家庭科ラボ」の活動については下記のサイトからご覧いただけます。
どうぞお気軽にご参加ください。

〈終わり〉