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#4 青春、恋、謎という軸は曲げられない


この前投稿した『社会人1年目が最近身に着けた2つの習慣』で書いた通り、最近小説は朝の電車内や昼休みのわずかな時間で少しづつ読むようにしています。

そうするとある弊害が起こってしまいました。
それは、「メモを取りづらい」ということです。

今までの本はすべてメモをスマホや紙などに書きながら書いていたので、その時感じた気持ちなどを書き表すことが出来ました。

ただ、電車内で読んだり昼休みに読んだりしているとどうしてもそれが疎かになってしまいます。そうなると当然noteに書いても質はおそらく落ちてしまいます。今後どうやって動くかは考えるとして、今回はそんな中読んだ2つの小説についてそれぞれご紹介していきます。

1.『それは桜のような恋だった』

1冊目は広瀬未衣先生の『それは桜のような恋だった』です。
以下あらすじを裏表紙から引用させていただきます。

僕は春が嫌いだ。春になると、僕の前からサッカーボールや自転車が突然消えて、みんなに気味悪がれてきた――大学2年生の春休み、叔父の和菓子屋でバイトをするために京都を訪れた僕は、気を失った​ところを一人の女性に助けられた。僕は彼女に惹かれた。春が終わっても会いたい、と思った。でも彼女は桜の木の下で・・・・・・消えた。彼女は、何のために僕の前に現れたのか――その結末に涙が止まらない。(裏表紙より)

この小説の感想ですが、本当に素敵なストーリーでした。
とにかく最後のオチがとても素敵なので是非読んでみて下さい。

恋愛小説を読むと自分もこんな恋愛してみたいとか思うのですが、なかなか行動に移すのって難しいですね。もっと恋愛面について学生時代に多く経験しておくべきだったと今は本当に後悔しています。(隙あらば自分語り)

※京都の様々な場所が出てくるので個人的には「はやく京都に行きたい・・・!」って欲が増えたところもありますが。ワクチンも回り始めたのでもう少しなのか・・・。

2.『青い春を数えて』

2冊目は武田綾乃先生の『青い春を数えて』です。このnoteを書いてる人間は武田綾乃先生を全力で応援しています。以下あらすじです。

放送部の知咲は本番の舞台にトラウマがある。だが、エースの有紗の様子が変で――(「白線と一歩」)。怒られることが怖い優等生の細谷と、滅多に学校に来ない噂の不良少女・清水。正反対の二人の逃避行の結末は(「漠然と五体」)。少女と大人の狭間で揺れ動く5人の高校生。瑞々しくも切実な感情を切り取った連作短編集。(裏表紙より)

あらすじに書いてありますがこの作品は短編集となっています。中でも私が一番お気に入りの話が最後に出てきた「漠然と五体」です。

一番好きなシーンについて語りたいですが、ネタバレを含めるからまた次の機会にお話できたら・・・。この便利な社会を考えたら馬鹿馬鹿しい行為を優等生の細谷がするのですが、それが本当に共感できる。もしやっていいなら私もやりたいですね。

3.おわりに考えてみた。自分が好きな小説を構成する要素について

今とても後悔しています。やっぱり詳細なところを思い出せない。
こんな不完全なものだと作者様にとても申し訳ないですが、でもどちらの作品もとても面白かったという事実は変わりありませんので是非。


これで終わってもよかったのですが、自分が好きな小説についての共通点を考えてみたのでそれを追記という形で書いてみます。

小説好き構成要素

まず考えたのが上記の表です。構成要素は「青春」・「京都」・「恋」の3つ。

これが上手くマッチしていると私の中で「おもしろい」という感情になるのかな・・・と思ったが、これだとあまりのあの作品に寄せすぎだなと思ってしまった。

そう、私の人生のバイブル『響け!ユーフォニアム』です。

間違いなく一番好きな作品ですが、あまりにも忖度しすぎなので再考。

小説好き構成要素2

そうして生まれたのが上記の表です。「京都」ではなく「謎」にしてみました。

よく考えたら私が最初にハマったシリーズ本が「パスワード」や「夢水清志郎」のシリーズなので「謎」(ミステリー)の要素は好きな小説を構成する要素の1つとして採用すべきだなと思いました。

私が好きな小説を構成するのはおそらくこの3つ。

なぜこの3つなのかを考えてみました。
「謎」については先ほどの理由から。昔好きだったものをそのまま引き継いでいる感じですね。ちなみに殺人事件みたいなミステリーより日常の些細なことに関する謎みたいに人が死なないミステリーの方が好みですね。

「青春」については、人間が一番輝く時間が青春時代であると私が考えるからですかね。中学もしくは高校の3年間、または大学での4年間。限られた時間でなにをするか。なにをやってきたか。どれだけ戻りたくても戻れないあの時間は本当に貴重なんだろうなと今になって思います。だからこそ小説という文体を見て思い出しているのかもしれないのですが。自分の「青春」を忘れたくないから。。。

「恋」については一番単純かもしれないですね。
あこがれている」から。
もしかしたらそんなにいいものではないのかもしれないですが、すくなくとも私にはそのような経験が少ないです。そのためただ単に憧れを持って恋愛要素のある小説を見ているのかもしれないですね。潜在的に。


以上、自分が好きな小説を構成する3要素はこんな感じです。
あなたの考える3要素は何ですか?
考えてみるとおもしろいかもしれないですね。


最近は仕事が本当に定時で終わらなく、帰ったら疲れて他のことに手が出ない状況が続いています。ExcelのVBAの勉強がなかなか進まん。。。

それに付随して、最近やっとやりたいことが見えてきました。そのために少しづつ動き始めているところです。なかなか難しいことをやろうとしてますが、とりあえず挑戦してみようということで準備しています。


ということで今回は以上です。
またお会いできるのを楽しみにしております。

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