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「ライター塾に参加したかったけど、できなかった人へ」

これは過去の私に対しての手紙でもある。
江角悠子さん主宰の京都ライター塾の初日を終えての感想。勇気を出して参加の決断をした自分から、参加して良かった点を教えてあげたい。

京都ライター塾で目指しているのは、ただライターになることではなく、「ライターになって幸せになる」ことなのだと聞いて、この講座を選んで間違いはなかったと確信した。

この講座の最大のメリットは、山登りに例えるなら、険しい山道を一緒に登る仲間と、頼もしいガイドさんを得たことだ。

自己紹介を終えて取り組んだのは、自己分析ノートを使った自分の深掘り。1人でやっても同じではないかと思ったのだが、シェアすることで仲間と行うメリットを実感できた。

お金も時間も能力もあるとしたらやってみたいことなんて普段考えないので、自力では13ぐらいしか出なかった。それが、他の方のリストを聞いていると、「あ、それ、私も!」とあっという間にプラス10以上は埋まったのだ。

1人だと目は2つしかないが、人数が増えれば2倍にも3倍にも増える。視点が増えることで、普段見落としがちな道端の草花や遠くの景色まで視野を広げることができるのだ。

これまでの経験や価値観が共通しているという点も、わくわくを広げるのに相乗効果をもたらしたのだと思うと興味深かった。江角さん曰く、「出会うべくして出会った」ご縁を感じざるを得ない仲間たちである。

この共通点探しも、ライターとして記事を書く上で、必要なスキルだ。自分が良いと思えることを書くということは、良いことに対するアンテナを磨いていくことも必須である。自己理解を通して、他者理解を深め、共感性を高められるなんて、なんて出木杉君なワークなんだろう。

さらに江角さんは、自分でもできるんじゃないかと思わせてくれる天才だ。

どこでつまずくのかも占い師のように把握しているので、ルートの対策を教えてくれる。立ち止まってしまった私たちが登り続けられるように、「大丈夫、最後まで登れますよ」と背中をそっと押してくれるイメージだ。既に何度も登った経験豊富なガイドさんが一緒に歩んでくれる安心感がそこにはある。

江角さんとの出会いは確かメルマガ登録だったと思う。
当時ライター塾を調べていて、いくつかある候補のうちの一つだった。どれも高額で手が出ない。というか、ライターになるかどうかも踏ん切りがつかない状態で、手を出せなかった。

しばらくすると「書きたいけど、書けない人のためのブログ講座」の存在を知り、手ごろな値段だったので、受けてみた。客観的に書かなければとがんじがらめになっていた私に、「ブログは主観でいい」という許可を頂いたのが大きく、少し書けるようになった。

江角さんのメルマガだけは、消せずにとってある。あとで役に立ちそうな内容ばかりだからだ。これをまとめた本が出たらきっと便利なのに、といつも思う。

まだライターという職業人を遠巻きに眺めることしか自分に許可を出せずにいたころ、江角さんのオンラインサロンが立ち上がり、すぐに申し込んだ。

それでもまだ自分に許可を出せないくせに、書けるようになったらできたらいいよねというSEO対策講座を申し込むという謎の行動を取る。先のことをやったところで、全てをカバーできる訳はなく、基礎は脆いままなのに。

講座を半分受けたところで、ふと我に帰る。SEO対策を活かすには、やっぱりライティングの力が必要だったよねと正気に戻り、やっと入塾の覚悟を決めたのだ。

こう書いてくると、まるで片思いの相手を遠巻きに見ながら思いを募らせ、じわじわと距離をつめていく様子に似ていると思い、笑えてきた。

長い間片思いをしていた遠い存在だったガイドさんが、今では自分の近くにいて、自分の「いつか」やりたいことに、「やりましょう。できますよ。」と日付を入れてくれる。

ガイドさんが山頂に立って見た景色を、そこに立った者にしか得られない感動を、「いつか」共有するのが目標だ。

その「いつか」を卒業する日も、そこまで果てしなく遠くはないんじゃないか、と思わせてくれる講座だった。

京都ライター塾のレポート(全6回)

第2回レポートはこちら
第3回レポートはこちら
第4回レポートはこちら
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第6回レポートはこちら

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