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マクガバンレポートって何だろう?!

こんにちは、美と健康のために今できること!をスローガンにみなさんの幸福と繁栄をめざすまめみつです。本日は、がんなど生活習慣病を防ぐ、食生活へのご提案「マクガバンレポート」をご紹介したいと思います。

マクガバンレポートは、がんをはじめ心臓病・脳卒中などの病気が増え続ける現代の食生活に原因があると人類に警笛をならしたアメリカ人マクガバンさんが1977年に発表した食生活と病気との関係を調べたレポートのことです。

アメリカでは、このレポートをもとに実施したがん撲滅キャンペーンで増加し続けるがんを、ピーク時の20パーセントも減少させることに成功しました。一方日本では、「医食同源」という教えがあり、日ごろの食べ物が大切な事は知っていたにも関わらず、食の欧米化の大波に飲み込まれた結果、生活習慣病が増え続け、がんは二人に一人が発症、三人に一人に死をもたらす死因第一位となってしまいました。

マクガバンは、世界の先進国で特に重大死因となっている病気は、現代の間違った食生活が原因で起こる食源病であり、これは薬で治す前に食生活を見直す必要があると提言しました。レポートでは高カロリー・高脂質の食事を改める具体的な改善目標を示し未病から改善を促したのです。

人間の体は、それを構成している一つ一つの細胞が正常なバランスをとっていれば病気にはならない。また、細胞を正常に働けるようにしてやれば病気は治る。細胞に栄養を与えることがこれからの新しい医学である。マクガバンレポートより

1979年レポート発表2年後に「ヘルシーピープル」という全米規模の健康政策を開始しました。アメリカ農務省は栄養バランスの整った食事をする方法を国民に分かりやすく伝えるために「食事ピラミッド」を公表して、肉中心の食事を改める改善食を提案しました。食事ピラミッドは日本の油分・糖分の少ない伝統的な食事を参考にしたといわれます。実際、マクガバンレポート内には江戸・元禄時代の食事が理想的と記されています。それは、孫はやさしい子とよばれ伝えられらいます。

ま 豆(納豆・豆腐)
ご ゴマ
は(わ)ワカメ(海藻類)
や 野菜(山菜含む)
さ 魚
し シイタケ(キノコ類)
い イモ
こ 酵素・穀物(麹・味噌・発酵食品・玄米など未精米)

その後、各国で同じような食改善の計画が発表されました。その中でも、野菜と果物が、がんの予防効果があるという事も発表されました。その理由は、野菜や果物に入っているファイトケミカルにありました。ファイトケミカルでよく知られるポリフェノールやカロテノイド・イソフラボンなど数多くあり注目されているのが、抗酸化作用です。そのファイトケミカルは、私たちの体の中でも活性酸素をノックアウトすることで、酸化による細胞の破壊(がん化)を防ぎます。加えて、ビタミン・ミネラル・食物繊維を5品目以上野菜と果物から補って、相乗的な効果でがんを予防しようという事なのです。

マクガバンさんは「食事を通して世界の健康と幸せを!」とかかげ、何があっても自分の良心は捨ててはならないと子供たちへの支援として「1日19セント」世界学校給食キャンペーンを開始し、世界中の貧困な子供たちに通学と栄養価の高い食事を提供しました。その功績をたたえられ、世界食糧賞も授与されました。そして2012年1月21日惜しまれてこの世を去りました。享年90歳でした。(George Stanly McGovern)ジョージ・マクガバンは生涯食事を通して世界の健康と幸せを追求する姿を貫いたのです。

「まごはやさしいこ」を基本に毎日お子さんや家族にご飯を提供するママに家族の健康がかかっているといっても過言ではありませんね。忙しいママには大変な重圧です。しかも30年前に比べ土壌も気候も変化し、季節感なく色々な野菜は手にはいりますが、お野菜本来の栄養が半減しているのでどうしたものでしょう。そんな現代だからこそ、高品質のサプリメントが大活躍ですね。我が家でもがん予防のためのデザイナーフーズ計画の頂点の野菜の一つユリ科のアロエベラを愛用しています。(他、ニンニク(ユリ科)・キャベツ・ショウガ・甘草・大豆・セロリ・人参(せり科)など)

さて気温の変化が激しい秋本番、皆様おからだご自愛くださいね」!! ありがとうございました。