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「切り拓く女性」の服装論

みなさんこんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。

なかなか結果が出なかったアメリカ大統領選挙、様々な媒体で「本日中に決着」という文字を見続けて、ようやく前副大統領である民主党のバイデン氏になりました。まだ当確とは言えないものの一挙手一投足が話題になっていたトランプ氏と比べると苦労人かつ老成された政治家であるバイデン氏へのシフトは、今後のアメリカに何をもたらすのか気になるところです。

さてさて、そのバイデン氏と同じくらい話題になっているのが、副大統領であるカマラ=ハリス氏です。女性でありインドにルーツを持つ初の副大統領です。56歳と年齢も若いので政治家としてはこれからの女性と言えるでしょう。

既に様々なメディアで取り上げられていますが、勝利演説でのハリス氏は白のパンツスーツを着ておりました。

アメリカにとってこの「白」は女性参政権の象徴です。女性の政治家が重要な役職に就くときは決まって白を着ています。こちらについては以下のサイトで画像が集まってるので見てみてください。

では一方で、日本人にとっての白はどんな意味なのでしょうか?一般的に言われている白の象徴性は以下のとおりです。

上記の調査は少し古いですが、今でも色彩心理学のテキスト等の引用も多いため掲載しました。アメリカのように政治的な観点から白を象徴する出来事は日本にはありません。よって日本における白の意味はアメリカのそれよりも広範になります。また日本においては古来より白の地位が高く、とりわけ少し黄色がかった白である生成りは、神々を連想するものとされてきました。このように慶時にも弔時にも取り入られてきた白の神聖性は日本人の精神に深く根付いた特別な色なのです。

日本で高い地位にあった「生成り」、最も白らしい白である「純白」、西洋でいう「アイボリー」や「オフホワイト」など、白にも色んな白があり、その色合いの微妙な違いからでも相手に与える印象は多種多様です。自分にはどんな白が似合うのかが気になる方は当サロンのパーソナルカラー診断を受けてみてくださいね。



以上のように白はメッセージ性が強く、取り入れ方によっては相手の印象に残りやすい色です。勝負のシーンで白を着るときは「今日白を着た理由」を考えておくと良いかもしれません。



一方で白は布地の質の良し悪しがわかりやすい色でもあります。白を着るときは絶対に質の良いものを選んでください!汚れが目立つ色ですが、クリーニング代はけちってはダメですよー。


ではでは今日はこれでおしまい。

読んでくださりありがとうございました。


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