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服装で心をコントロールするという考え方

こんにちは。
イメージコンサルタントの古橋香織です。

女性がスーツを着る機会は、男性と比較すると減りますよね。

女性の営業職の方はスーツを着ていますが、事務職の女性になると内勤の時はオフィスカジュアルか、少しかしこまったシーンではジャケットのみ羽織ったりしています。

私も現にそうでした。住民対応の少ない部署にいる公務員女子の服装は、意外とカジュアルです。

それゆえ、ビシッとしたスーツを着たのは都庁人生8年間で数回だけ。
入都式の日と続く新任研修の時と人事異動の面接のときだけで、それ以降はずーっとオフィスカジュアルでした。

特に出先の時はゆるーい雰囲気だったので、服装もゆるかったなぁ笑。

そんな私でしたが、採用されて1年間面倒を見ていただいたチューターさん(私がいた自治体ではチューター制度なるものがあり、新規採用職員はチューターさんから仕事の進め方や社会人のルールを教えてもらう)は、普段は子育て中で動きやすさを重視したカジュアル寄りのファッションだったのですが、

4月1日(年度始め)と1月の始めの登庁日(御用始め)では、必ず上下揃ったパンツスーツを着ていました。 

庶務担の係にいたため、スーツの着用は必要ない状況だったにもかかわらずです。

初めて顔を合わせる人が多い4月1日。

新年の初めの凛とした空気に包まれる1月の御用始め。

パンツスーツを着ていた理由は、年度や新年のスタートを心身共に整えた気持ちで迎えたいから、とのことでした。

その時の私は若かったので、へぇー、という感想でしたが、年齢を重ねたこと、そしてイメージコンサルタントとして起業したあとにこの話を思い出すと、その時のチューターさんの行動は「服で心をコントロールする」という発想に由来しているんだということが分かるし、これは社会人たるもの心得ておきたい考え方です。

新年度や御用始めも、普段通りのファッションにジャケットを羽織るくらいで構わないと思いますが、時節や仕事の区切りにきちんとした格好をすることは、自分の精神状態も整えますし周りへ与える印象も良くなりますよね。

現にこのチューターさんは、人当たりも良く周りからの信頼も厚く、子育てで忙しいにもかかわらず鬼のように仕事ができる方でした。

組織や人とのつながりの中で生まれる信頼は、こういう少しの心がけの積み重ねによって強くなっていくものです。


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