見出し画像

自治体関係者が10月から気持ちを切り替える人が多い理由。

こんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。

久しぶりの更新になってしまいました。

いやー、10月ですね。急に涼しくなって秋めいてきました!

Go to キャンペーンも東京が適用されて街の人混みは復活しつつありますが、まだまだ東京に行くのはちょっとなあ・・・という方も多いかと思います。今年もあと3ヶ月しかないのかと思うと、2019年と2020年の生活の様子が変わりすぎて、2021年はどんな毎日が待っているのだろうと今からそわそわしてしまいますね。一方で、残りの3ヶ月で自分に何ができるのかを考えるのも大事なことかもしれません。

私にとって10月は気持ちを切り替える月でした。今もそうです。

なぜかというと年度の後半戦がスタートするからです。

どうしてこういう考え方をするかというと、公務員をしているととどうしても「年度」で動く癖が抜けず、10月を一つのお仕事の区切りとして捉えてしまいます。それに4月に採用された職員の条件付採用期間も終わり、ちょうど正式に採用されるのが10月なんですね。ゆえに公務員にとっては10月1日って、結構意味のある日だったりします。

ちなみにですが私は独立したあと、元号表記を使っている文書の少なさに驚きました。公文書で見慣れすぎてしまっていたのかもしれませんね。

というわけで、今回は10月以降の地方自治体の基本的な動きについて、ちょっと紹介してみたいと思います。

正直なところ、10月から年度末までは議会事務局や管理職はあまり心休まる暇がありません。

なぜかというと(これはあくまで私のいた自治体の場合です)、

9月から10月→9月定例会
10から11月下旬→決算特別委員会
12月→12月定例会
1月下旬→予算大綱説明会
2月から3月→3月議会&予算特別委員会

というように常に何かしらの会議が開会されているので、議会に関わる職員や管理職にとって下半期はかなりタイトなスケジュールになります。もちろん議員もですね。

特に執行機関の管理職は通常業務+議会対応と常に2つ並走しながらお仕事をします。

職員が束の間のお休みをとるとしたら、12月議会が閉会してから1月の予算大綱説明会までです。議会事務局の場合、この時期は賀詞交換会で議員が来庁しないため唯一お休みを取れる期間という扱いで、職員の中にはお正月休みを少し長めにとる人もいます。

決算特別委員会で審査されるのは前年度決算で、

予算特別委員会で審査されるのは来年度予算です。夏頃から始まる予算要求の最終段階が3月になされるわけです。

私の経験になりますが、議会で6年くらい過ごしてみて1番重たかったなーと思うのが3月議会でした。なぜかというと期間が長い!これに尽きます。6月や9月、12月に開会されている議会よりも格段に長丁場なのです。

故に、2月から3月にかけての丸々2ヶ月ほど結構忙しくなります。この時期は多方面との調整ごとや遅くまでの仕事が続いたりと体力勝負の面が否めないため、職員も議員も少しずつ消耗していきます。ふう・・・。

私も職員時代に会派の控え室(議会に登庁している議員がいるお部屋です)前で答弁調整待ちの管理職がこれまでに見たことないような高速貧乏ゆすりをしている姿を目撃したり、普段冷静な人の独り言が増えたりとこの期間は、何だか見てはいけないものを見てしまうことが多かったような・・・笑

そういう訳で、1年で残された最後の力を振り絞って乗り越えるのが3月議会という位置づけになります。まさに、年度の集大成といった感じです。

なので自治体職員にとっては、10月はスッともう一呼吸をしたくなる月のように思います。4月から9月までの間に職場でたくさんやらかしてきてる人が心機一転気持ちを切り替えるのはやっぱり10月なのではないでしょうか。私自身も10月に何度気持ちを切り替えようとしたことか・・・笑。

という訳で、年度の後半戦がスタートしました。肌寒くもなるし、何かと物入りなことが多いので、皆さん身体を労わりながらゆるーく頑張りましょう!!私も頑張ります!

そんなこんなで今日はたわいもない話でしたが、地方自治体の下半期はざっくりこんな感じだよ、ということをお話ししてみました。


◆古橋香織LINE公式のご案内◆

見た目も教養もブラッシュアップできる!人に言わずにはいられない「服装」の情報を発信しています。自分磨きに役立てることはもちろん、季節の挨拶や普段の雑談などいろいろな場で活用できること間違いなしです。

他にもLINE公式限定のお得な情報を入手したり、私に対して服装についてのちょっとした相談もできてしまいます。

ぜひ、お友達になってくださいね♪

バナー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?