新たな働き方とマッチした住まいのあり方


マルチハビテーション(多拠点居住)が新たな生活環境になり得る。

世界的なコロナウイルスの影響により日々感染者が増える中、日本においても、人との接触をできるだけ避けるよう新たな働き方として、リモートワークを推奨する企業が増えている。
会社に出勤せず、遠く離れた街でも仕事ができるならば最高ですよね。
以前から住みたかった街、もしくは色んな街を転々しながら旅行気分でその土地を楽しみながら、仕事もできるという新たな働き方を、マイホームなど居住を構えていない20、30代の若者の利用者が増えている。

そのシステムを運用するのが株式会社アドレスによる、

ADDress(定額居住サービス)

全国各地の空き家や別荘をリノベーションし、全国約50箇所の専用賃貸物件(今後増える可能性あり)に、なんと月額40,000円でどこでも何度でも住むことができるので、僕がもし独身だったらリモートワーク推奨の会社にわざわざ転職してあちこち巡っていたに違いない。

将来的には、全国の約3割の居住が空き家となる傾向にあり、そうした遊休物件をニーズに利用してもらうことで、空き家問題の解決と新たなライフスタイルを提案し、所有ではなく賃貸というおもしろいサービスを提供している。

調べてみると、光熱水費、ネット代も月額料金に含まれており、単純な固定費としては格安。しかも敷金礼金一切なしで、最低3ヶ月から共同賃貸契約を結ぶことができる。つまり3ヶ月経てば、別の登録住居に移り住むことができるわけだ。
これだと1ヶ月100000円も稼いでいたら、最低限の生活はまぁなんとかやっていける感じ。独身だったら余裕ですね。

仕組みはこう。

◉ADDressが、物件所有者から空き家を提供してもらう

◉ADDressがリノベーション

◉ユーザーに登録物件の情報開示

◉ユーザーは対象物件の賃貸予約※先約あれば待ちになると思われ

◉賃貸成立で共同賃貸契約締結、居住開始

月額40,000円

シンプルな仕組みですね。
地方の空き家問題(住まいではなく管理物件と化している空き家)と新たな働き方を求めている人とのマッチングサービスとしての需要は今後どんどん増えていきそう。物件所有者とADDressとユーザーの利害関係は一致している。
いわばリースみたいなものですね。

自治体とも連携されているようですし、物件所有者としても安心して提供できるようにされていると感じます。

こうした新たなサービスがまた次のサービスを生み出すきっかけになるので、私たちの生活はこれからもどんどん多様化していきますし、自分たちの生活に合ったライフスタイルを追求するための選択肢も増えていきますね。

ブログのことだけではなく、こんな記事も書いてみました。

お読みいただきありがとうございました!



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