そんなことで信頼は揺るがない。そのままでいい。
おはようございます。
複数出席者が、ファシリテーターに、「こんな会議なら出ない方がマシだ」。と言っている会議に出席しました。
確かにファシリテーターは、1文に複数の論点を混ぜており、なにを言っているのか、なにをしたいのかが不明瞭でした。
その会議は、結局、急遽他の方がファシテーターを務めることで無事終了しました。
出席者に指摘されていた、ファシリテーターのAさんに、労いの言葉をかけたところ、「佐藤さんと振り返りさせてほしい」とのことでしたので、少しお話しました。
振り返りで出てきたのは、
1.準備不足
「ゴール」や「答えを出すべき問い」論点が不明確のまま会議に臨んだ
2.出席者から意見を引き出せばその場でどうにかなると甘く見ていた
3.出席者の立場で考えられていなかった
4.事前に相談をしていなかった
などがあげられました。
今回、メンバーから指摘されたことは、Aさんにとってこたえた失敗だったようでした。
しかし、この失敗は、私が知る限り一回や二回ではありませんでした。
きっとAさんは、なにか自分のパターンにハマっているのでしょう。。
厳しい見方かもしれませんが、そうやって、「失敗して落ち込む」までが、一つの流れになっているのかもしれません。
そんなことも率直にAさんにフィードバックしました。
これまでもフィードバックはしていましたが、届かなかったな。
という印象を持っていたのですが、今回は違いました。
「そういうことだったのか」と気づき、
「私はなにもわからない」という状態から、
「自分でここを改善したい」という意図が明確に出てくるようになっています。
人は変わるときは一瞬で変わります
仕事は成功しても失敗してもOKです。
必ず次に繋がっていますし、そんなことで、周りの信頼は揺るいでいませんよ。
パターンに気づき、抜けようと思ったAさんは近い将来そのパターンを抜けます。
気づいたAさんは大丈夫。そのままでいい。
一緒に楽しんでいきましょう。