コンビニコーヒーのUX
最近、コンビニで紙コップのコーヒーを買うことが多くなった。
午前中は家から持っていくコーヒーを飲むから、夕方にちょっと飲みたくなったときはサイズ的にコンビニコーヒーがちょうどいい。
それでコンビニコーヒーについていくつか思うことがあったので、記事にまとめてみた。
白いフタと黒いフタ
一番よく利用するのはセブンイレブンのコーヒー。他と比べて、なんとなく美味しい気がする。
最近、紙カップにつけるプラスチックのフタに白と黒の2色が用意されていることに気づいた。
フタ置き場に特に説明はなく、ユーザーがどちらを取ってもいいようになっている。どっちを取ればいいか毎回迷ってしまって、正直不便だなと思ってしまっていた。
でも、あるとき妻から聞いた情報を思い出した。コンビニのコーヒーはフタが白いから、口紅をしているときは飲むのをためらう人もいるということ。
なるほど、セブンイレブンはこの声を取り入れて、黒いフタを用意したに違いない。
確かに、わざわざ「口紅が気になる人は黒いフタをお使いください」という説明をつけるのは変だもんな。
説明なしに2色のフタから選べるUXは、今のところ適切解っぽい。
新しい機械に対するトラウマ
これもセブンイレブンの話。最近、新しいコーヒーメーカーが導入された。
これまでの機械は、全面にたくさんボタンが付いていて、コーヒーとカフェオレで紙コップを置く場所も別なのに対して、新しい機械は正面にタッチディスプレイしかなく紙コップを置く場所も1つだけ。
とてもスリムだし、見た目的にとてもカッコいい。でも、自分は使いづらさを感じてしまった。
おそらく、一番最初の体験がいけなかった。自分の後ろにコーヒー行列が出来ている中で焦って使い、結局、自分が入れたかった種類やサイズを選択するのが出来なかったのだ。
それ以降、「もしや新機種で入れられるコーヒーの種類やサイズは限定されているのでは」という変な思い込みがあり、一度も新しい機械の方を使えていない。
自分はまたどこかでトライしようと思うけど、きっと新しい機械に対応できない高齢者の気持ちってこんな感じなんだろうなってことを疑似体験できた、いい経験になった。
紙カップやフタがもったいない
紙やプラスチックがもったいない、これがコンビニコーヒーを使う上で、一番気持ち的なネックになっていること。
たとえばスターバックスなら、自分が持ち込んだタンプラーにコーヒーを注いでくれるので、紙コップやプラスチックが無駄にならない。
でも、コンビニは機械の中にセットできるサイズに限界があるし、そもそもコーヒーをレジを注文すると紙コップを無条件で渡される。
もちろん、オペレーションや衛生面などで課題はたくさんあると思うが、資源を無駄にしないためにも、どこか一社ぐらいは持ち込んだタンブラーに入れられるようにして欲しい。
と、ここまで書いて、あれもしやと思って調べてみると、なんとローソンはタンブラーの持ち込みが可能らしい。
今日からはローソンのコーヒーを利用することに決めた。
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